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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス


はじめに

このマニュアルは,TP1/Message Queueを使用するアプリケーションのプログラミングインタフェースについて説明したものです。

TP1/Message Queueおよびマニュアルは,米国International Business Machines Corporationとのライセンス契約に基づき,IBM MQ(旧称:MQSeries)のMQI,MQFAP,MQクラスタの仕様をベースに実装しています。

〈はじめにの構成〉

■ 対象読者

TP1/Message Queueを使用するアプリケーションプログラマを対象としています。

また,次のマニュアルを理解されていることを前提としています。

■ 謝辞

COBOL言語仕様は,CODASYL(the Conference on Data Systems Languages:データシステムズ言語協議会)によって,開発された。OpenTP1のアプリケーションプログラムのインタフェース仕様のうち,データ操作言語(DML Data Manipulation Language)の仕様は,CODASYL COBOL(1981)の通信節,RECEIVE文,SEND文,COMMIT文,及びROLLBACK文を参考にし,それに日立製作所独自の解釈と仕様を追加して開発した。原開発者に対し謝意を表すとともに,CODASYLの要求に従って以下の謝辞を掲げる。なお,この文章は,COBOLの原仕様書「CODASYL COBOL JOURNAL OF DEVELOPMENT 1984」の謝辞の一部を再掲するものである。

いかなる組織であっても,COBOLの原仕様書とその仕様の全体又は一部分を複製すること,マニュアルその他の資料のための土台として原仕様書のアイデアを利用することは自由である。ただし,その場合には,その刊行物のまえがきの一部として,次の謝辞を掲載しなければならない。書評などに短い文章を引用するときは,"COBOL"という名称を示せば謝辞全体を掲載する必要はない。

COBOLは産業界の言語であり,特定の団体や組織の所有物ではない。

CODASYL COBOL委員会又は仕様変更の提案者は,このプログラミングシステムと言語の正確さや機能について,いかなる保証も与えない。さらに,それに関連する責任も負わない。

次に示す著作権表示付資料の著作者及び著作権者

FLOW-MATIC(Sperry Rand Corporationの商標),

Programming for the Univac(R)I and II,

Data Automation Systems, Sperry Rand Corporation 著作権表示1958年,1959年;

IBM Commercial Translator Form No.F 28-8013,IBM著作権表示1959年;

FACT,DSI 27A5260-2760,Minneapolis-Honeywell,著作権表示1960年

は,これら全体又は一部分をCOBOLの原仕様書中に利用することを許可した。この許可は,COBOL原仕様書をプログラミングマニュアルや類似の刊行物に複製したり,利用したりする場合にまで拡張される。

■ その他の前提条件

このマニュアルをお読みになる際のその他の前提情報については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。