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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


12.1.2 同期点の取得とトランザクション

データの一貫性を保持してトランザクションをコミットまたはロールバックする処理を,同期点の取得といいます。

変更操作をコミットするかロールバックするかは,通常,処理の最後に決定します。しかし,処理内部の論理的なポイントでデータ変更の同期を取れた方がアプリケーションにとって便利なことがあります。この論理的なポイントを同期点といい,同期点と同期点の間での変更処理をトランザクションといいます。一つのトランザクションには複数のMQGET命令とMQPUT命令を参加させることができます。