7.1 MQCONN命令によるキューマネジャの接続
ユーザはキューマネジャを指定して接続したり,デフォルトのキューマネジャに接続したりできます。ただし,接続するキューマネジャは,アプリケーションと同じシステムで動作する必要があります。
TP1/Message Queueではアプリケーションと同じシステムで動作するキューマネジャは一つだけです。
デフォルトのキューマネジャに接続するには,MQCONN命令に空白またはヌル文字を先頭とする名前を指定してください。
UNIXシステム上で使用する場合は,キューマネジャに接続するアプリケーションは認証されていなければなりません。つまり,OpenTP1グループのグループIDが必要です。
MQCONN命令からの出力を次に示します。
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コネクションハンドル
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完了コード
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理由コード
以降のMQI命令ではコネクションハンドルを使用してください。
アプリケーションがすでにキューマネジャに接続しているという理由コードの場合には,返されているコネクションハンドルは最初の接続時に返されたのと同じです。アプリケーションを接続したままにしたい場合には,MQDISC命令の発行は不要です。
コネクションハンドルのスコープはオブジェクトハンドルと同じです。
キューマネジャが休止状態または終了状態の場合は,MQCONN命令は失敗します。
- 〈この節の構成〉