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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue メッセージ


KFCA31177-E

MQAサービス専用共用メモリが確保できません。領域種別=aa....aa 理由コード=bb....bb 要求メモリ量=cc....cc 保守情報=dd....dd

aa....aa:確保に失敗したMQAサービス専用共用メモリの領域種別

fixed:MQAサービス専用共用メモリ固定領域

extended:MQAサービス専用共用メモリ拡張領域

bb....bb:異常の内容を示す理由コード(トラブルシュート情報)

-149:OpenTP1の共用メモリにアタッチできませんでした。

-150:共用メモリの排他処理に失敗しました。

-151:共用メモリのページ固定化に失敗しました。

-152:共用メモリの管理テーブルが満杯で,確保した共用メモリをOpenTP1に登録できませんでした。

-3351:MQAサービス専用共用メモリで確保できる最大サイズを超えました。

-20012:利用できるデータ空間が,共用メモリプールを確保するのに十分な大きさではありません。

-20022:共用メモリ量が,システムで規定された上限値を超えました。

-20024:アタッチされている共用メモリのセグメント数が,システムで規定されている許容最大共用メモリアタッチ数の限度を超えています。

-20028:共用メモリ識別子が,システムで規定されている許容最大共用メモリ識別子数の限度を超えています。

cc....cc:エラーが発生した場合の要求共用メモリ量(単位:バイト)

(異常の内容を示す理由コードbb....bbが-151,-20012,および-20022の場合,有効な値です。それ以外の場合は,0を出力します)

dd....dd:共用メモリプールの確保要求者種別(保守情報)

(異常の内容を示す理由コードbb....bbが-152の場合,有効な値です。それ以外の場合は,***を出力します)

(S)処理を中断します。

(O)
  • 異常の内容を示す理由コードbb....bbが-151の場合,OSの実メモリ容量を見直してください。

    または,MQAサービス定義のmqa_pool_attriオペランドにfreeを設定してください。

  • 異常の内容を示す理由コードbb....bbが-152の場合

    ・OpenTP1全体で共用メモリ識別子数が32個以内に収まるよう,mqaquegrp -sの定義を見直してください。

    ・領域種別がextendedの場合,一度OpenTP1を正常終了させたあと,組み込むキューファイルをMQAサービス定義に追加しOpenTP1を正常開始させてください。

    注※

     1個はTP1/Server Baseが使用しています。

  • 異常の内容を示す理由コードbb....bbが-3351の場合,MQAサービス専用の共用メモリの算出式を基にして構成を見直してください。

  • 異常の内容を示す理由コードbb....bbが-20012の場合,共用メモリ使用量を見直してください。

〔対策〕OpenTP1管理者に連絡してください。OpenTP1管理者は,システム,およびTP1/Message Queueの定義を見直してください。