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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue メッセージ


KFCA16334-E

mmm 転送メッセージから異常を検出しました。

チャネル名=aa....aa:bbb キュー名=cc....cc

理由コード=dd....dd

mmm:MQT識別子

aa....aa:チャネル名

bbb:チャネルタイプ

snd:センダ

srv:サーバ

rcv:レシーバ

req:リクエスタ

csn:クラスタセンダ

crc:クラスタレシーバ

cc....cc:キュー名

dd....dd:理由コード(MQIの理由コード)

(S)チャネルを停止します。

MQAサービス定義のmqaquemgr定義コマンドの-dオプションにデッドレターキュー名が指定されていて,そのデッドレターキューにメッセージが登録できる場合は,チャネルはメッセージの転送を続行します。

デッドレターキューにメッセージを登録できない場合,ファーストメッセージは削除されます。ファーストメッセージ以外の場合は転送キューに戻ります。

(O)下記のとおり対策してください。理由コードの値と理由コード(MQRC*またはMQFB*)の対応については,cmqc.hまたはCMQV.cblのMQIヘッダファイルを参照してください。

理由コード

意味

対策

MQFB_XMIT_Q_MSG_ERROR

メッセージのヘッダ形式が不正です。

ヘッダのアイキャッチャおよびバージョンを見直してください。

転送キューに登録されたメッセージの先頭にMQXQH構造体があることを確認してください。

メッセージのヘッダおよびアプリケーションメッセージのデータ変換失敗

ヘッダ内の文字列領域に不当な値が指定されていないか確認してください。

配布リスト付きメッセージを検出したが,該当チャネルでは送信できません。

相手システムで配布リスト機能をサポートされているか確認してください。

自システムの該当するチャネルの定義のバッファ方式をmsgにしてください。

MQRC_CONVERTED_MSG_TOO_BIG

データ変換を行う前のメッセージサイズ,またはデータ変換を行ったあとのメッセージサイズが,チャネルの最大メッセージ長または最大セグメント長をオーバしました。

  • 自システムおよび相手システムのチャネル定義に指定した,最大メッセージ長,最大セグメント長,および送信バッファグループのバッファサイズを見直してください。

  • チャネル定義(mqtalccha -d cnvccsid)に指定した値を見直してください。チャネル定義の詳細については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」の「mqtalccha(チャネル定義)」の説明の注意事項を参照してください。

MQRC_FORMAT_ERROR

アプリケーションメッセージのフォーマットが不正です。

メッセージのフォーマットに,MQFMT_STRINGまたはMQFMT_NONEが指定されているか確認してください。

MQRC_MSG_TOO_BIG_FOR_CHANNEL

チャネルの最大メッセージ長がオーバしています。

自システムおよび相手システムのチャネル定義に指定した最大メッセージ長および送信バッファグループのバッファサイズを見直してください。

MQシステムによっては,メッセージ転送時のチャネルによるセグメント分割機能を持っていないことがあります。そのようなMQシステムと接続する送信チャネルは,一つのセグメントでメッセージを送信する必要があります。

その場合,最大セグメントサイズ−476バイトを超えるメッセージの送信はできません。最大セグメントサイズおよび送信バッファグループのバッファサイズを見直してください。

MQRC_NOT_CONVERTED

アプリケーションメッセージデータの変換時にエラーが発生しました。

アプリケーションメッセージの内容を確認してください。

MQRC_SOURCE_CCSID_ERROR

メッセージのCCSIDを変換できません。

メッセージに指定されているCCSIDを確認してください。

MQRC_TARGET_CCSID_ERROR

チャネル定義の変換後CCSIDに変換できません。

チャネル定義の変換後CCSIDを確認してください。