1.2.2 メッセージIDの記号の説明
メッセージIDの記号の意味を次に示します。
KFCA:OpenTP1のメッセージであることを示します。
nnnnn:メッセージの通し番号を示します。
- X:メッセージの種類を示します。
-
記号の種類と意味を次の表に示します。
表1‒2 メッセージの種類 種類
意味
E
-
各ライブラリ,コマンド,サーバの機能が働かない障害が起きたことを示しています。
-
定義誤り,コマンドのオペランド指定誤りによって,動作できないことを示しています。
W
-
各ライブラリ,コマンド,サーバからのメモリの使用状況についての警告を示しています。
-
定義誤り,コマンドのオペランド指定誤りはありましたが,値を仮定して動作を実行することを示しています。
I
-
上記のE,Wに該当しないメッセージで,動作の報告を示しています。
R
-
出力メッセージに対するユーザからの応答を待っていることを示しています。
-
- (Y):メッセージの出力先種別を示します。
-
一つのメッセージが,複数の出力先種別を持つ場合は,出力される可能性のある種別を「+」でつないであります。
「L」だけの場合は省略し,空白にしています。
出力先種別と出力先を次の表に示します。
表1‒3 出力先種別 種別
出力先
C
コンソール
E
標準エラー出力
S
標準出力
L
メッセージログファイル※
R
エラーログファイル
O
オンライン端末
X
syslog
- 注※
-
システム共通定義,ログサービス定義の指定によって,syslog,またはJP1にも出力されます。