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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


7.3.9 出口障害(ファーストメッセージ)

出口障害(ファーストメッセージ)の障害処理について,次の表に示します。

表7‒28 出口障害(ファーストメッセージ)の障害処理

障害内容

MQTの障害処理

ユーザの処理

応答パラメタ不正

  1. <16347-E>「UOC応答パラメタ不正」

  2. メッセージの送受信を中断します。

  3. 送信中のメッセージは破棄し,受信中のメッセージは破棄します。

  4. コネクションを強制解放します。

  5. チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。

  • 出口の処理を見直してください。

  • メッセージを再登録してください。

  • 5.の場合は,mqtstachaコマンドを入力してください。

(凡例)

< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。

「 」:メッセージログの内容です。

注※

バッチ転送によって通常メッセージを同時に転送していた場合,送信中のメッセージは転送キューに戻り,受信中のメッセージは破棄されます。

バッチ転送によって送信済みのファーストメッセージは,ロールバックされません。