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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


7.3.4 MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)

MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)の障害処理について,次の表に示します。

表7‒23 MCP障害(チャネル確立後,相手システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)の障害処理

障害内容

MQTの障害処理

ユーザの処理

  • リモートキューマネジャ状態不正

  • セキュリティ不正

  • チャネル状態不正

  1. <16345-E>「エラーデータ受信」

  2. メッセージの転送を中断します。

  3. 送信中のメッセージは破棄し,受信中のメッセージも破棄します。

  4. コネクションを強制解放します。

  5. コーラ側はチャネル定義のMCP障害再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。

  6. 再試行しない場合またはレスポンダ側ではチャネルを終了します(チャネル停止状態)。

  7. 再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。

  • ログメッセージの詳細と相手システムの状態を確認して対策してください。

  • メッセージを再登録してください。

  • mqtstachaコマンドを入力してください。

(凡例)

< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。

「 」:メッセージログの内容です。

注※

バッチ転送によって通常メッセージを同時に転送していた場合,送信中のメッセージは転送キューに戻り,受信中のメッセージは破棄されます。

バッチ転送によって送信済みのファーストメッセージは,ロールバックされません。