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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


7.3.3 MCP障害(チャネル確立後,自システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)

MCP障害(チャネル確立後,自システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)の障害処理について,次の表に示します。

表7‒22 MCP障害(チャネル確立後,自システムで検出したMQプロトコル障害・ファーストメッセージ)の障害処理

障害内容

MQTの障害処理

ユーザの処理

  • メッセージ長不正

  • バッチサイズ不正

  • セグメント番号不正

  • その他

  1. <16323-E>「不正データ受信」または<16324-E>「プロトコルエラー発生」

  2. メッセージの転送を中断します。

  3. 送信中のメッセージは破棄し,受信中のメッセージも破棄します。

  4. コネクションを強制解放します。

  5. チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。

  • 保守情報を取得してください。

  • メッセージを再登録してください。

  • mqtstachaコマンドを入力してください。

(凡例)

< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。

「 」:メッセージログの内容です。

注※

バッチ転送によって通常メッセージを同時に転送していた場合,送信中のメッセージは転送キューに戻り,受信中のメッセージは破棄されます。

バッチ転送によって送信済みのファーストメッセージは,ロールバックされません。