Hitachi

OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


7.2.12 出口障害

出口障害の障害処理について,次の表に示します。

表7‒15 出口障害の障害処理

障害内容

MQTの障害処理

ユーザの処理

出口エラー

  1. <16346-E>「UOCインタフェースエラー発生」

  2. ログメッセージの出口応答に従って処理します。

出口の処理に問題がないか確認してください。

応答パラメタ不正

  1. <16347-E>「UOC応答パラメタ不正」

  2. メッセージの送受信を中断します。

  3. 送信中のメッセージは転送キューに戻し,受信中のメッセージは破棄します。

  4. コネクションを強制解放します。

  5. チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。

理由コードから出口処理を見直し,出口を修正してください。

(凡例)

< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。

「 」:メッセージログの内容です。

注※

バッチ転送によって複数のメッセージを転送していた場合,そのバッチのすべてのメッセージが該当します。

ファーストチャネルが転送する非永続メッセージが,転送キューから取り出されて相手システムに登録される前に,該当するバッチに障害が発生した場合,非永続メッセージは破棄されることがあります。