7.2.1 コネクション障害(コーラ側)
コネクション障害(コーラ側)の障害処理について,次の表に示します。
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障害内容 |
MQTの障害処理 |
ユーザの処理 |
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コネクション確立時の障害(重度)※1 |
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障害要因を取り除いたあとmqtstachaコマンドを入力してください。 |
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コネクション確立時の障害(軽度)※2 |
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障害要因を取り除いてください。3.の場合は,障害要因を取り除いたあとmqtstachaコマンドを入力してください。 |
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メッセージ転送時の障害 |
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障害要因を取り除いてください。5.の場合は,障害要因を取り除いたあとmqtstachaコマンドを入力してください。 |
- (凡例)
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< >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
「 」:メッセージログの内容です。
- 注※1
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コネクション確立時の障害(重度)とは,エラーナンバENOBUFS(Windowsの場合は,WSAENOBUFS)エラーのことであり,メモリ不足によって発生します。
- 注※2
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コネクション確立時の障害(軽度)とは,エラーナンバENOBUFS(Windowsの場合は,WSAENOBUFS)以外のエラーのことです。
- 注※3
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クラスタチャネルの場合は,チャネル状態は「チャネル停止」になります。
- 注※4
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バッチ転送によって複数のメッセージを転送していた場合,そのバッチのすべてのメッセージが該当します。
ファーストチャネルが転送する非永続メッセージが,転送キューから取り出されて相手システムに登録される前に,該当するバッチに障害が発生した場合,非永続メッセージは破棄されることがあります。