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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引


3.5.4 システムサービス情報定義の作成

MQTのシステムサービス情報定義を作成して,UOCを組み込んだMQT実行形式プログラムをTP1/Message Queueから起動できるようにします。

システムサービス情報定義の作成方法について,次に示します。

  1. 標準で提供されているシステムサービス情報定義を,同一ディレクトリ内に別の名称でコピーする

    ファイル名は次に示すとおりに変更してください。また,このファイル名を,MQAサービス定義のmqamqtnam定義コマンドに指定するプロトコル名称として指定してください。

    • 標準デーモンの場合

      $DCDIR/lib/sysconf/mqttcpが標準で提供されます。ファイル名をmqtuで始まる14文字以内の識別子に変更してください。

    • クラスタセンダデーモンの場合

      $DCDIR/lib/sysconf/mqttcpcsが標準で提供されます。ファイル名をmqttcpcsuで始まる14文字以内の識別子に変更してください。

    • クラスタレシーバデーモンの場合

      $DCDIR/lib/sysconf/mqttcpcrが標準で提供されます。ファイル名をmqttcpcruで始まる14文字以内の識別子に変更してください。

  2. システムのテキストエディタで,システムサービス情報定義中の実行形式プログラム名を修正する

    実行形式プログラム名は,次に示すとおり指定されています。
    ……:
    set module = "mqtdtcp"
    ……:

    「mqtdtcp」の部分を,作成したMQT実行形式プログラムの名称に変更してください。なお,MQT実行形式プログラム名は,mqtuで始まる8文字以内の名称にしてください。