mcftalcle(論理端末定義)
形式
mcftalcle -l 論理端末名称 -t send|receive|request 〔-m "〔mmsgcnt=メモリ出力メッセージ最大格納数〕 〔dmsgcnt=ディスク出力メッセージ最大格納数〕"〕 〔-k "〔quekind=memory|disk〕 〔quegrpid=キューグループID〕"〕 〔-o "〔aj=yes|no〕"〕 〔-v アプリケーション名〕
機能
論理端末に関する環境を定義します。
オプション
●-m
(オペランド)
- mmsgcnt=メモリ出力メッセージ最大格納数 〜<符号なし整数>((0〜65535))《0》
-
メモリキューで待ち合わせをする出力メッセージの最大格納数を指定します。
出力メッセージの待ち合わせ数が指定した最大数になると,それ以後UAPからの送信要求(dc_mcf_send関数またはSEND文)はエラーリターン(リターン値DCMCFRTN_71003またはステータスコード71003)となります。
0を指定した場合,または省略した場合,メモリキューで待ち合わせをする出力メッセージの数は指定可能な最大数(65535)になります。ただし,実際に待ち合わせをできる出力メッセージ数は動的共用メモリの容量に依存します。
- dmsgcnt=ディスク出力メッセージ最大格納数 〜<符号なし整数>((0〜65535))《0》
-
ディスクキューで待ち合わせをする出力メッセージの最大格納数を指定します。
出力メッセージの待ち合わせ数が指定した最大数になると,それ以後UAPからの送信要求(dc_mcf_send関数またはSEND文)はエラーリターン(リターン値DCMCFRTN_71003またはステータスコード71003)となります。
0を指定した場合,または省略した場合,ディスクキューで待ち合わせをする出力メッセージの数は指定可能な最大数(65535)になります。ただし,実際に待ち合わせをできる出力メッセージ数はメッセージキューファイルの容量に依存します。
●-k
(オペランド)
- quekind=memory|disk 〜《memory》
-
出力メッセージの割り当て先(メモリキューまたはディスクキュー)を指定します。
- memory
-
メモリキューだけに割り当てます。
- disk
-
ディスクキューおよびメモリキューに割り当てます。diskを指定した場合,必ずquegrpidオペランドを指定してください。
- quegrpid=キューグループID 〜<1〜8文字の識別子>
-
ディスクキューで待ち合わせをする出力メッセージに使用するキューグループIDを指定します。MCFマネジャ定義のmcfmqgidコマンドで指定するキューグループID(キューグループ種別はotq)のどれかを指定してください。
このオペランドは,quekindオペランドでdiskを指定した場合だけ指定してください。
●-o
(オペランド)
- aj=yes|no 〜《yes》
-
メッセージ送信が完了した場合に,メッセージ送信完了ジャーナル(AJ)を取得するかどうかを指定します。
- yes
-
メッセージ送信完了ジャーナルを取得します。
- no
-
メッセージ送信完了ジャーナルを取得しません。
●-v アプリケーション名 〜<1〜8文字の識別子>
入力メッセージを受信した場合に起動するアプリケーション名(MHP)を指定します。MCFアプリケーション定義(mcfaalcap -nオプションのnameオペランド)で指定した名称を指定してください。MCFアプリケーション定義については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
このオプションを省略した場合は,入力メッセージ編集UOCで指定された値がアプリケーション名となります。