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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/Secondary Logical Unit - TypeP2編


5.2.2 MCFイベント通知時のセグメント構成

MCFイベントをMHPに通知する場合,先頭セグメントにMCFイベント情報を設定します。エラーイベント(ERREVTn)の場合は,第2セグメント以降に処理できなかったメッセージセグメントを最終セグメントまで設定します。

MCFイベント通知時のセグメント構成を次の図に示します。

図5‒3 MCFイベント通知時のセグメント構成

[図データ]

MCFイベントは,作成したUAPがC言語の場合とCOBOL言語の場合で,UAPに通知されるデータの形式が異なります。

COBOL言語を使用したエラーイベント(ERREVTn)の場合は,バッファ形式1とバッファ形式2とで先頭の内容が異なります。このため,それ以降の項目の位置にずれがあります。「5.2.4 MCFイベント情報の形式(COBOL言語)」のエラーイベントの表ではERREVT1,ERREVT2,ERREVT3,およびERREVTAのバッファ形式別に位置(バイト)を分けて説明しています。

なお,ERREVT4についてはマニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス」の該当する言語編を参照してください。