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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編


2.3.1 アプリケーション起動機能を使用する場合に必要なMCF通信プロセス

アプリケーション起動機能を使用する場合,相手システムとの通信を行うプロセスとは別のMCFのプロセスを使用します。TP1/NET/OSAS-NIFでは,メッセージ送受信で使用するMCFのプロセスをMCF通信プロセス,dc_mcf_execap関数で使用するMCFのプロセスをアプリケーション起動プロセスといいます。

アプリケーション起動プロセスはアプリケーション起動環境定義に指定します。アプリケーション起動機能を使用する場合は,MCF通信構成定義のアプリケーション起動環境定義を作成しておいてください。

なお,アプリケーション起動環境定義については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。