2.2.2 一方送信メッセージの受信
一方送信メッセージの受信は，入力キューを介して相手システムからのメッセージを受信する形態です。
TP1/NET/UDPは，メッセージの受信を通知されると，UDPプロトコルからメッセージを取り出して受信バッファに格納します。その際，受信したメッセージ内に，UDPプロトコルから通知された相手アドレスを制御ヘッダとして設定した上で，入力キューにメッセージを書き込みます。入力キューを監視しているMCFは，入力キューへのメッセージ書き込みを契機に，アプリケーション名に対応するUAPに受信メッセージを通知（receive）します。
一方送信メッセージの受信処理の流れを次の図に示します。
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU020600.GIF)
受信バッファ数および入力キューの容量は，システムのトラフィック量に応じて見積もってください。
メッセージを受信したときに受信バッファが不足したり，入力メッセージ最大格納数を超過した場合，論理端末を閉塞するかどうかを，論理端末定義（mcftalcle -f）のrcvoverflowオペランドで指定できます。