CBLDCMCF('REPLY ') − 応答メッセージの送信（COBOL言語）

PROCEDURE DIVISIONの指定

CALL 'CBLDCMCF' USING 一意名1 一意名2 一意名3

DATA DIVISIONの指定

01 一意名1.
   02 データ名A  PIC X(8) VALUE 'REPLY   '.
   02 データ名B  PIC X(5).
   02 FILLER    PIC X(3).
   02 データ名C  PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名D  PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名E  PIC 9(8).
   02 データ名F  PIC 9(8).
   02 データ名G  PIC 9(9) COMP VALUE ZERO.
   02 データ名H  PIC X(4).
   02 データ名I  PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名J  PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名K  PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名L  PIC X(8) VALUE SPACE.
   02 データ名M1 PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名M2 PIC X(8) VALUE SPACE.
   02 データ名M3 PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名M4 PIC 9(9) COMP VALUE ZERO.
   02 データ名M5 PIC 9(9) COMP VALUE ZERO.
   02 データ名M6 PIC X(1).
   02 データ名M7 PIC X(1) VALUE '2'.
   02 データ名N  PIC X(14) VALUE LOW-VALUE.
01 一意名2.
   02 データ名O  PIC X(4) VALUE SPACE.
   02 データ名P  PIC X(8) VALUE SPACE.
   02 データ名Q  PIC X(8).
   02 データ名R  PIC X(8).
   02 データ名T  PIC X(28) VALUE LOW-VALUE.
01 一意名3.
   02 データ名U  PIC 9(4) COMP.
   02 データ名V  PIC X(2) VALUE LOW-VALUE.
   02 データ名W  PIC X(n).

●データ名A

応答メッセージの送信を示す要求コード「VALUE 'REPLY△△△'」を設定します。

●データ名C，データ名D

空白を設定します。

●データ名E，データ名F

MCFで使用する領域です。

●データ名G

0を設定します。

●データ名H

送信する応答メッセージのセグメント種別を設定します。

VALUE 'ESI△'

先頭セグメントを応答送信する場合に設定します。

VALUE 'EMI△'

次のどれかの場合に設定します。

• 論理メッセージが単一セグメントの場合

• 先頭セグメントの応答送信後に応答メッセージの送信の終了を連絡する場合

●データ名I，データ名J

空白を設定します。

●データ名K

出力通番を付けるかどうかを設定します。

VALUE 'SEQ△'

出力通番を付ける場合に設定します。

ただし，非応答型のアプリケーションの場合，出力通番を付けません。

VALUE 'NSEQ'

出力通番を付けない場合に設定します。

空白

省略されたものとして，「VALUE 'NSEQ'」（出力通番を付けない）が設定されます。

●データ名L，データ名M1，データ名M2，データ名M3

空白を設定します。

●データ名M4，データ名M5

0を設定します。

●データ名M6

マッピングモードを設定します。

VALUE '0'

論理マップと物理マップをマージしてマッピングする場合に設定します。

VALUE '1'

論理マップだけでマッピングする場合に設定します。

空白

省略されたものとして，「VALUE '0'」（論理マップと物理マップをマージしてマッピングする）が設定されます。

●データ名M7

使用する送受信バッファの形式を「VALUE '2'」と設定します。

●データ名N

MCFで使用する領域です。

●データ名O，データ名P

空白を設定します。

●データ名Q

マップ名を設定します。マップ名は最大6バイトの長さです。マップ名の後ろを空白で埋めて，8文字になるように設定してください。

空白を設定した場合，論理端末定義（mcftalcle -p）のdflmapオペランドで指定したデフォルトマップ名を使用します。

●データ名R

＜継続問い合わせ応答形態の場合＞

次起動アプリケーションを設定します。次起動アプリケーションは最大8バイトの長さです。8バイトに満たない場合，次起動アプリケーションの後ろを空白で埋めてください。

空白を設定した場合，実行中のアプリケーションを次のメッセージ受信時に再び起動します。

CBLDCMCF('REPLY△△△')を呼び出すサービスでCBLDCMCF('CONTEND△')を呼び出す場合はデータ名Rに空白を設定してください。

継続問い合わせ応答を引き継いだエラーイベントでCBLDCMCF('REPLY△△△')を呼び出す際に，データ名Rに空白を設定した場合，継続問い合わせ応答を終了します。ただし，継続問い合わせ応答を引き継いだエラーイベントで，CBLDCMCF('EXECAP△△')を呼び出して継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動し，起動先のアプリケーションでCBLDCMCF('REPLY△△△')を呼び出す際に，データ名Rに空白を設定した場合，継続問い合わせ応答を終了しないで，CBLDCMCF('EXECAP△△')を呼び出したときに設定した継続問い合わせ応答型のアプリケーションを次のメッセージ受信時に再び起動します。

＜継続問い合わせ応答形態以外の場合＞

空白を設定します。

データ名Rの設定は，最初のセグメントだけ有効です。継続問い合わせ応答の処理形態で，終了要求をする場合は空白で埋めてください。

●データ名T

MCFで使用する領域です。

●データ名U

応答送信する出力論理マップの長さ（論理マップ固定部の長さ＋論理マップ可変部・定数部の長さ）を設定します。先頭セグメントの応答送信後，応答メッセージの送信の終了を連絡する場合には，4を設定してください。

●データ名V

MCFで使用する領域です。

●データ名W

送信する応答メッセージのセグメントの内容（論理マップ可変部・定数部に出力する内容）を設定します。

●データ名B

ステータスコードが，5けたの数字で返されます。