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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編


dc_mcf_contend − 継続問い合わせ応答の終了(C言語)

〈このページの構成〉

形式

ANSI C,C++の形式

#include <dcmcf.h>
int  dc_mcf_contend (DCLONG  action,char  *resv01)

K&R版Cの形式

#include <dcmcf.h>
int dc_mcf_contend (action,resv01)
DCLONG          action;
char            *resv01;

機能

継続問い合わせ応答を終了します。継続問い合わせ応答を終了させるときは,そのMHPで呼び出したdc_mcf_reply関数のnextapがヌル文字列であること,および継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動させるdc_mcf_execap関数を呼び出していないことが前提です。次起動アプリケーションをdc_mcf_reply関数のnextapに設定している場合,または継続問い合わせ応答型のアプリケーションを起動させるdc_mcf_execap関数を呼び出している場合は,dc_mcf_contend関数はエラーリターンします。

dc_mcf_contend関数を呼び出したあとは,一時記憶データにアクセスする関数(dc_mcf_tempget関数,dc_mcf_tempput関数)は使用できません。

UAPで値を設定する引数

●action

DCNOFLAGSを設定します。

●resv01

ヌル文字列を設定します。

リターン値

リターン値

リターン値

(数値)

意味

DCMCFRTN_00000

0

正常に終了しました。

DCMCFRTN_72000

-13000

<MHPの実行でリターンした場合>

先頭セグメントを受信するdc_mcf_receive関数を呼び出す前に,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。

<SPPの実行でリターンした場合>

SPPではdc_mcf_contend関数を呼び出せません。

DCMCFRTN_72016

-13016

actionに設定した値が間違っています。

resv01に設定した値がヌル文字列になっていません。

DCMCFRTN_72101

-13101

継続問い合わせ応答型でないアプリケーションで,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。

DCMCFRTN_72107

-13107

dc_mcf_contend関数を2回以上呼び出しています。

DCMCFRTN_72111

-13111

次起動アプリケーション(nextap)を設定してdc_mcf_reply関数を呼び出したあと,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。

継続問い合わせ応答型のアプリケーション名を設定してdc_mcf_execap関数を呼び出したあと,dc_mcf_contend関数を呼び出しています。

上記以外

プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。

(凡例)

−:該当しません。