DISABLE − 同期型メッセージの送信(データ操作言語)
- 〈このページの構成〉
形式
DATA DIVISION(通信記述項)の指定
CD 通信記述名 FOR I-O 〔STATUS KEY IS データ名1〕 SYMBOLIC TERMINAL IS データ名2.
PROCEDURE DIVISION(通信文)の指定
DISABLE 通信記述名 WITH 一意名1.
機能
次に示すCALLインタフェースの機能を実現します。
-
同期型メッセージの送信 CBLDCMCF('SENDSYNC')
セグメントを送信する領域(一意名1で示す領域)の形式を次に示します。
UAPで値を設定する項目
●FOR 句
次の値を設定します。
- I-O
-
同期型メッセージの送信
●SYMBOLIC TERMINAL 句
論理端末名称を設定したデータ項目を設定します。データ名2に出力先の論理端末名称を設定します。論理端末名称は最大8バイトの長さです。8バイトに満たない場合,論理端末名称の後ろを空白で埋めてください。
●データ名A
送信するセグメントの長さ+4を設定します。
●データ名B
MCFで使用する領域です。
●データ名C
送信するセグメントの内容を設定します。一つのセグメントで32000バイトまで送信できます。
OpenTP1から値が返される項目
●STATUS KEY句
ステータスコードを受け取りたい場合に設定します。省略した場合は,ステータスコードを受け取りません。データ名1にステータスコードが返されます。
ステータスコード
|
ステータスコード |
意味 |
|---|---|
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00000 |
正常に終了しました。 |
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71002 |
データ名Aに32004バイトを超える値を設定しています。 |
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MCFが終了処理中のため,メッセージの送信を受け付けられません。 |
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71003 |
メッセージキューが満杯です。 |
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71004 |
メッセージを格納するバッファをメモリ上に確保できませんでした。 |
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71108 |
メッセージを送信しようとしましたが,送信先の管理テーブルが確保できませんでした。 |
|
プロセスのローカルメモリが不足しています。 |
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72000 |
先頭セグメントを受信するRECEIVE文を実行する前に,DISABLE文を実行しています。 |
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72001 |
SYMBOLIC TERMINAL句に設定した論理端末名称が間違っています。 |
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SYMBOLIC TERMINAL句に設定した論理端末名称は,定義されていません。 |
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72014 |
DISABLE文を実行できない論理端末を設定しています。 |
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72024 |
FOR 句に設定した値が間違っています。 |
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72041 |
データ名Aに,0から4バイト,またはマイナス値を設定しています。 |
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73001 |
同期型送信監視時間に60秒を加算した時間が経過しましたが,MCF通信プロセスからの応答がありません。 |
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送信処理中にコネクション障害が発生しました。 |
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出力先の論理端末でMCF通信プロセスの内部障害が発生しました。 |
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73005 |
同期型送信監視時間に指定した時間が経過しましたが,論理端末からの応答がありません。 |
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73010 |
入力または出力メッセージ編集UOCで障害が発生しました。 |
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73015 |
出力先論理端末は,ほかのUAPで仕掛り中です。 |
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73020 |
出力先論理端末が停止しています。 |
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77001 |
指定したコネクショングループ内に使用できるコネクションがありません。 |
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77301 |
送信メッセージ長と,「制御情報+パラメタ+ユーザ情報」のサイズの合計とが一致していません。 |
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77302 |
制御情報サイズの設定が間違っています。 |
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77303 |
転送手順の設定が間違っています。 |
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77304 |
サービスプリミティブの種別コードの設定が間違っています。 |
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77310 |
パラメタサイズの設定が間違っています。 |
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77317 |
Confirmationに設定した値が間違っています。 |
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77330 |
ユーザデータのサイズの設定が間違っています。 |
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77331 |
APDUの連結状態の設定が間違っています。 |
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77332 |
ユーザデータがありません。 |
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77333 |
ユーザデータが設定できません。 |
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77350 |
サービスプリミティブの発行順が間違っています。 |
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サービスプリミティブの連結数が超過しています。 |
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上記以外 |
プログラムの破壊などによる,予期しないエラーが発生しました。 |