自システムの通信管理プログラムと関連づける内容
TP1/NET/User Agentの定義には,通信管理プログラムと関連づける項目があります。
- 〈このページの構成〉
通信管理プログラムがXNF/LSの場合(mcftalccn -m "mode=tli")
相手システムとの接続時に使用したい機能によって,必要となる通信管理プログラムは次のとおり異なります。
-
OSI拡張機能を使用する場合
XNF/LS/BASE
XNF/LS/OSI Extension
-
自局IPアドレス指定機能を使用する場合
XNF/LS/BASE
XNF/LS/OSI Extension
XNF/LS/OSI Extension/Cluster
-
OSI拡張高信頼化機能を使用する場合
XNF/LS/BASE
XNF/LS/OSI Extension
XNF/LS/Host Adaptor
通信管理プログラムの詳細については,マニュアル「通信管理 XNF/LS 使用の手引」を参照してください。
どの通信管理プログラムの機能を使用する場合でも,コネクション定義(mcftalccn)で指定する定義の内容と,XNF/LSのシステム定義時に指定する定義の内容とを関連づける必要があります。関連づける必要のある項目を次に示します。
-
コネクション数
-
Tセレクタ値の種類数※
-
仮想スロット番号
- 注※
-
例えば,次の図に示すように三つのmcftalccnコマンドを定義した場合は,Tセレクタ値の種類数である2をXNF/LSの通信構成定義と関連づけます。
関連づける項目は,使用する機能によって異なります。使用する機能別に,次に示します。
OSI拡張機能を使用する場合
OSI拡張機能を使用する場合は,次の表に示すとおりに定義を関連づけてください。
項番 |
TP1/NET/User Agentでの定義内容 |
XNF/LSでの定義内容 |
||
---|---|---|---|---|
コマンド |
内容 |
定義文 |
オペランド |
|
1 |
mcftalccn |
コネクション数(定義数) |
configuration |
max_TPTCP_connection |
2 |
Tセレクタ値の種類数(-nオプションのTセレクタ値) |
max_TSAP |
||
3 |
仮想スロット番号(-zオプションのslotオペランド) |
TPTCP_define |
VASS |
自局IPアドレス指定機能を使用する場合
自局IPアドレス指定機能を使用する場合は,次の表に示すとおりに定義を関連づけてください。
項番 |
TP1/NET/User Agentでの定義内容 |
XNF/LSでの定義内容 |
||
---|---|---|---|---|
コマンド |
内容 |
定義文 |
オペランド |
|
1 |
mcftalccn |
コネクション数(定義数) |
configuration |
max_TPTCP_connection |
2 |
Tセレクタ値の種類数(-nオプションのTセレクタ値) |
max_TSAP |
||
3 |
仮想スロット番号(-zオプションのslotオペランド) |
TPTCP_slot |
VASS |
OSI拡張高信頼化機能を使用する場合
OSI拡張高信頼化機能を使用する場合は,次の表に示すとおりに定義を関連づけてください。
項番 |
TP1/NET/User Agentでの定義内容 |
XNF/LSでの定義内容 |
||
---|---|---|---|---|
コマンド |
内容 |
定義文 |
オペランド |
|
1 |
mcftalccn |
コネクション数(定義数) |
configuration |
max_TPTCP_connection |
2 |
Tセレクタ値の種類数(-nオプションのTセレクタ値) |
max_TSAP |
||
3 |
仮想スロット番号(-zオプションのslotオペランド) |
TPTCP_VC |
VASS |
通信管理プログラムがXNF/ASの場合(mcftalccn -m "mode=xnfas")
相手システムとの接続時に使用したい機能によって,使用する通信管理プログラムは次のとおり異なります。
-
OSI拡張機能を使用する場合
XNF/AS/BASE
XNF/AS/OSI Extension
-
自局IPアドレス指定機能を使用する場合
XNF/AS/BASE
XNF/AS/OSI Extension
XNF/AS/OSI Extension/Cluster
-
OSI拡張高信頼化機能を使用する場合
XNF/AS/BASE
XNF/AS/OSI Extension
XNF/AS/Host Adaptor
通信管理プログラムの詳細については,マニュアル「通信管理 XNF/AS 解説・運用編」およびマニュアル「通信管理 XNF/AS 構成定義編」を参照してください。
どの通信管理プログラムの機能を使用する場合でも,コネクション定義(mcftalccn)で指定する定義の内容と,XNF/ASのシステム定義時に指定する定義の内容とを関連づける必要があります。関連づける必要のある項目を次に示します。
-
コネクション数
-
Tセレクタ値の種類数※
-
仮想スロット番号
- 注※
-
例えば,次の図に示すように三つのmcftalccnコマンドを定義した場合は,Tセレクタ値の種類数である2をXNF/ASの通信構成定義と関連づけます。
関連づける項目は,使用する機能によって異なります。使用する機能別に,次に示します。
OSI拡張機能を使用する場合
OSI拡張機能を使用する場合は,次の表に示すとおりに定義を関連づけてください。
項番 |
TP1/NET/User Agentでの定義内容 |
XNF/ASでの定義内容 |
||
---|---|---|---|---|
コマンド |
内容 |
定義文 |
オペランド |
|
1 |
mcftalccn |
コネクション数(定義数) |
configuration |
max_OSI_association max_TPTCP_connection |
2 |
Tセレクタ値の種類数(-nオプションのTセレクタ値) |
max_TSAP |
||
3 |
仮想スロット番号(-zオプションのslotオペランド) |
TPTCP_define |
VASS |
自局IPアドレス指定機能を使用する場合
自局IPアドレス指定機能を使用する場合は,次の表に示すとおりに定義を関連づけてください。
項番 |
TP1/NET/User Agentでの定義内容 |
XNF/ASでの定義内容 |
||
---|---|---|---|---|
コマンド |
内容 |
定義文 |
オペランド |
|
1 |
mcftalccn |
コネクション数(定義数) |
configuration |
max_OSI_association max_TPTCP_connection |
2 |
Tセレクタ値の種類数(-nオプションのTセレクタ値) |
max_TSAP |
||
3 |
仮想スロット番号(-zオプションのslotオペランド) |
TPTCP_slot |
VASS |
OSI拡張高信頼化機能を使用する場合
OSI拡張高信頼化機能を使用する場合は,次の表に示すとおりに定義を関連づけてください。
項番 |
TP1/NET/User Agentでの定義内容 |
XNF/ASでの定義内容 |
||
---|---|---|---|---|
コマンド |
内容 |
定義文 |
オペランド |
|
1 |
mcftalccn |
コネクション数(定義数) |
configuration |
max_OSI_association max_TPTCP_connection |
2 |
Tセレクタ値の種類数(-nオプションのTセレクタ値) |
max_TSAP |
||
3 |
仮想スロット番号(-zオプションのslotオペランド) |
TPTCP_VC |
VASS |