5.2.4　MCFイベント情報の形式（COBOL言語）

COBOL言語の場合はセグメントの並びとして渡されます。

COBOL言語のUAPの場合のMCFイベント情報の内容を，以降の表に示します。

表5‒2　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（ERREVT1）
項目	位置（バイト）		長さ（バイト）	属性	内容
項目	形式1	形式2	長さ（バイト）	属性	内容
予備（形式1のときだけ）	0	−	2	−	−
予備（形式1のときだけ）	2	−	2	−	−
エラーイベントコード	4	0	3	英数字	'ERR'が設定されます。
	7	3	3	−	−
	10	6	2	英数字	ERREVT1を示す'1△'が設定されます。
入力元論理端末名称	12	8	8	英数字	メッセージを入力した論理端末名称です。
予備	20	16	20	−	−
アプリケーション名	40	36	8	英数字	次に示すどれかが設定されます。形式不正となったアプリケーション名定義されていないアプリケーション名
予備	48	44	8	−	−
予備	56	52	8	−	−
予備	64	60	8	−	−
コネクション名	72	68	8	英数字	コネクション名です。
予備	80	76	16	−	−
メッセージが入力された日付	96	92	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した日付です。YYYYMMDDの形式です。 YYYY：西暦の年 MM：月 DD：日
メッセージが入力された時刻	104	100	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した時刻です。HHMMSS00の形式です。 HH：時 MM：分 SS：秒 00は固定です。
予備	112	108	16	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。

表5‒3　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（ERREVT2）
項目	位置（バイト）		長さ（バイト）	属性	内容
項目	形式1	形式2	長さ（バイト）	属性	内容
予備（形式1のときだけ）	0	−	2	−	−
予備（形式1のときだけ）	2	−	2	−	−
エラーイベントコード	4	0	3	英数字	'ERR'が設定されます。
	7	3	3	−	−
	10	6	2	英数字	ERREVT2を示す'2△'が設定されます。
入力元論理端末名称	12	8	8	英数字	メッセージを入力した論理端末名称です。次に示す場合は，'*'が設定されます。 SPPからアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合上記の障害が発生したあとに，MCFイベントとして起動したMHPからさらにアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合
予備	20	16	20	−	−
アプリケーション名	40	36	8	英数字	エラーになったUAPのアプリケーション名です。
予備	48	44	8	−	−
予備	56	52	8	−	−
予備	64	60	8	−	−
コネクション名	72	68	8	英数字	コネクション名です。次に示す場合は，'*'が設定されます。 SPPからアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合上記の障害が発生したあとに，MCFイベントとして起動したMHPからさらにアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合
予備	80	76	16	−	−
メッセージが入力された日付	96	92	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した日付です。YYYYMMDDの形式です。 YYYY：西暦の年 MM：月 DD：日
メッセージが入力された時刻	104	100	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した時刻です。HHMMSS00の形式です。 HH：時 MM：分 SS：秒 00は固定です。
理由コード^※	112	108	4	外部10進数字	理由コードが設定されます。
予備	116	112	12	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。
注※: 理由コードの詳細については，「付録J　理由コード一覧」を参照してください。

表5‒4　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（ERREVT3）
項目	位置（バイト）		長さ（バイト）	属性	内容
項目	形式1	形式2	長さ（バイト）	属性	内容
予備（形式1のときだけ）	0	−	2	−	−
予備（形式1のときだけ）	2	−	2	−	−
エラーイベントコード	4	0	3	英数字	'ERR'が設定されます。
	7	3	3	−	−
	10	6	2	英数字	ERREVT3を示す'3△'が設定されます。
入力元論理端末名称	12	8	8	英数字	メッセージを入力した論理端末名称です。次に示す場合は，'*'が設定されます。 SPPからアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合上記の障害が発生したあとに，MCFイベントとして起動したMHPからさらにアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合
予備	20	16	20	−	−
予備	40	36	8	−	−
マップ名	48	44	8	−	MCFが使用します。
アプリケーション名	56	52	8	英数字	異常が発生したメッセージのアプリケーション名です。
予備	64	60	8	−	−
コネクション名	72	68	8	英数字	コネクション名です。次に示す場合は，'*'が設定されます。 SPPからアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合上記の障害が発生したあとに，MCFイベントとして起動したMHPからさらにアプリケーション起動機能で起動したMHPで，障害が発生した場合
予備	80	76	16	−	−
メッセージが入力された日付	96	92	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した日付です。YYYYMMDDの形式です。 YYYY：西暦の年 MM：月 DD：日
メッセージが入力された時刻	104	100	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した時刻です。HHMMSS00の形式です。 HH：時 MM：分 SS：秒 00は固定です。
予備	112	108	16	−	−
サービス名	128	124	31	英数字	異常が発生したUAPのアプリケーション名に対応するサービス名です。
予備	159	155	1	−	−
サービスグループ名	160	156	31	英数字	異常が発生したUAPのサービスグループ名です。
予備	191	187	1	−	−
トランザクションブランチID（BID）	192	188	36	英数字	異常が発生したトランザクションのBIDです。トランザクションブランチIDの形式については，表5-5を参照してください。
予備	228	224	28	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。

表5‒5　トランザクションブランチIDの形式
項目	位置（バイト）	長さ（バイト）	属性
OpenTP1システムノードID	0	8	英数字
トランザクションブランチ番号	8	4	2進数字
OpenTP1使用領域	12	4	−
予備	16	20	−

表5‒6　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（ERREVTA）
項目	位置（バイト）		長さ（バイト）	属性	内容
項目	形式1	形式2	長さ（バイト）	属性	内容
予備（形式1のときだけ）	0	−	2	−	−
予備（形式1のときだけ）	2	−	2	−	−
エラーイベントコード	4	0	3	英数字	'ERR'が設定されます。
	7	3	3	−	−
	10	6	2	英数字	ERREVTAを示す'A△'が設定されます。
出力先論理端末名称	12	8	8	英数字	メッセージを出力する論理端末名称です。
予備	20	16	20	−	−
予備	40	36	8	−	−
マップ名	48	44	8	−	MCFが使用します。
アプリケーション名	56	52	8	英数字	正常終了したメッセージのアプリケーション名です。MHPから送信されたメッセージの場合設定されます。MHP以外から送信された場合は空白が設定されます。
予備	64	60	8	−	−
コネクション名	72	68	8	英数字	コネクション名です。
予備	80	76	16	−	−
メッセージが入力された日付	96	92	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した日付です。YYYYMMDDの形式です。 YYYY：西暦の年 MM：月 DD：日
メッセージが入力された時刻	104	100	8	外部10進数字	端末入力メッセージを入力した時刻です。HHMMSS00の形式です。 HH：時 MM：分 SS：秒 00は固定です。
予備	112	108	16	−	−
予備	128	124	31	−	−
予備	159	155	1	−	−
予備	160	156	31	−	−
予備	191	187	1	−	−
予備	192	188	36	−	−
予備	228	224	28	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。

表5‒7　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（SCMPEVT）
項目	位置（バイト）		長さ（バイト）	属性	内容
項目	形式1	形式2	長さ（バイト）	属性	内容
長さ（形式1のときだけ）	0	−	2	−	MCFが使用します。
予備（形式1のときだけ）	2	−	2	−	−
イベントコード	4	0	8	英数字	「SCMPEVT」が設定されます。
出力先論理端末名称	12	8	8	英数字	一方送信メッセージの送信が完了した論理端末名称が設定されます。
予備	20	16	8	−	−
コネクション名	28	24	8	英数字	一方送信メッセージの送信が完了したコネクション名が設定されます。
一方送信メッセージの送信が完了した日付	36	32	8	外部10進	一方送信メッセージの送信が完了した日付が設定されます。 YYYYMMDDの形式です。 YYYY：西暦の年 MM：月 DD：日
一方送信メッセージの送信が完了した時刻	44	40	8	外部10進	一方送信メッセージの送信が完了した時刻が設定されます。HHMMSS00の形式です。 HH：時 MM：分 SS：秒 00は固定です。
出力通番	52	48	4	2進数	出力通番が設定されます。出力通番がない場合は，(FFFFFFFF)₁₆が設定されます。
出力マップ名	56	52	8	英数字	MCFが使用します。
メッセージ種別	64	60	1	英数字	メッセージ種別として次の値が設定されます。 n：一般一方送信メッセージ p：優先一方送信メッセージ
起動理由	65	61	1	英数字	起動理由として次の値が設定されます。 △：送信が正常に完了しました。
予備	66	62	9	−	−
プロトコル個別情報	75	71	16	英数字	MCFが使用します。
予備	91	87	19	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。

表5‒8　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（CERREVT）
項目	位置（バイト）	長さ（バイト）	属性	内容
イベントコード	0	8	英数字	イベントコード「CERREVT」が設定されます。
入力元論理端末名称	8	8	英数字	障害が発生した論理端末名称，または障害が発生したコネクション名に対応する論理端末名称が設定されます。
予備	16	8	−	−
入力元コネクション名	24	8	英数字	コネクション名が設定されます。
メッセージ入力日付	32	8	外部10進数字	CERREVTを入力した日付です。
メッセージ入力時刻	40	8	外部10進数字	CERREVTを入力した時刻です。
障害要因コード	48	4	2進数字	障害要因コードが設定されます。 (00000030)₁₆：コネクション障害 (00000031)₁₆：論理端末障害
理由コード1^※	52	4	2進数字	理由コード1が設定されます。
理由コード2^※	56	4	2進数字	理由コード2が設定されます。
予備	60	48	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。
注※: 理由コード1，および理由コード2は，「付録J　理由コード一覧」を参照してください。

表5‒9　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（COPNEVT，CCLSEVT）
項目	位置（バイト）	長さ（バイト）	属性	内容
イベントコード	0	8	英数字	イベントコード「COPNEVT」，または「CCLSEVT」が設定されます。
入力元論理端末名称	8	8	英数字	確立または解放したコネクション名に対応する論理端末名称が設定されます。
予備	16	8	−	−
入力元コネクション名	24	8	英数字	コネクション名が設定されます。
メッセージ入力日付	32	8	外部10進数字	COPNEVT，CCLSEVTを入力した日付です。
メッセージ入力時刻	40	8	外部10進数字	COPNEVT，CCLSEVTを入力した時刻です。
予備	48	60	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。

表5‒10　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（RHLDEVT）
項目	位置（バイト）	長さ（バイト）	属性	内容
イベントコード	0	8	英数字	イベントコード「RHLDEVT」が設定されます。
入力元論理端末名称	8	8	英数字	受信メッセージを保留した論理端末名称が設定されます。
予備	16	8	−	−
入力元コネクション名	24	8	英数字	コネクション名が設定されます。
メッセージ入力日付	32	8	外部10進数字	RHLDEVTを入力した日付です。
メッセージ入力時刻	40	8	外部10進数字	RHLDEVTを入力した時刻です。
予備	48	16	−	−
予備	64	44	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。

表5‒11　COBOL言語のMCFイベント情報の内容（MDELEVT）
項目	位置（バイト）	長さ（バイト）	属性	内容
イベントコード	0	8	英数字	イベントコード「MDELEVT」が設定されます。
論理端末名称	8	8	英数字	破棄したメッセージを入力した論理端末名称，または破棄したメッセージを出力しようとした論理端末名称が設定されます。
予備	16	8	−	−
入力元コネクション名	24	8	英数字	コネクション名が設定されます。
メッセージ入力日付	32	8	外部10進数字	MDELEVTを入力した日付です。
メッセージ入力時刻	40	8	外部10進数字	MDELEVTを入力した時刻です。
理由コード^※	48	4	2進数字	理由コードが設定されます。
予備	52	56	−	−

（凡例）: −：該当しません，または使用されません。
注※: 理由コードの詳細については，「付録J　理由コード一覧」を参照してください。

ページの先頭へ

5.2.4 MCFイベント情報の形式（COBOL言語）

5.2.4　MCFイベント情報の形式（COBOL言語）