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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/TCP/IP編


mcfttrc(トレース環境定義)

〈このページの構成〉

形式

mcfttrc             :
      〔-t "〔msgsize=MCFトレースに取得する送受信メッセージのサイズ〕"〕
                    :

機能

MCFのトレースに関する環境を定義します。

オプション

この定義コマンドには,ほかにもオプションがあります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

●-t

(オペランド)

msgsize=MCFトレースに取得する送受信メッセージのサイズ  〜〈符号なし整数〉((0〜1073741824))《128》(単位:バイト)

TP1/NET/TCP/IPがMCFトレースに取得する送受信メッセージの最大メッセージ長を指定します。0を指定した場合,送受信メッセージの内容をMCFトレースに取得しません。送受信メッセージのサイズがこの指定値より小さい場合は,メッセージの全内容をMCFトレースに取得します。

このオペランドを指定する場合,トレースバッファの大きさ(mcfttrc -t size)はこのオペランドよりも十分に大きな値を指定してください。トレースバッファの大きさよりもこのオペランドの指定値が大きい場合,トレースバッファの大きさよりも大きなメッセージを送受信したとき,TP1/NET/TCP/IPは該当するメッセージのMCFトレースを取得しません。

MCFトレースファイルの見積もり式については,「6. システム定義」の「MCFトレースファイルの見積もり式」を参照してください。