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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/TCP/IP編


2.1.4 相手アドレスを指定したコネクションの確立(クライアント型コネクション)

クライアント型コネクションの確立の場合,相手アドレスを指定してコネクションを確立できます。

相手アドレスを指定したコネクション確立は,次に示すような場合に有効です。

相手アドレスの指定は,dc_mcf_tactcn関数またはCBLDCMCF('TACTCN△△')で行います。指定できるのは,自システムのIPアドレス,ポート番号,相手システムのIPアドレス,およびポート番号です。このとき,コネクション定義(mcftalccn)に指定したこれらの項目は無効となります。

相手アドレスを指定したコネクションの確立を次の図に示します。

図2‒8 相手アドレスを指定したコネクションの確立

[図データ]