2.11 MSDTC連携機能
MSDTC連携機能を使用すると,MSDTCを利用するほかのリソースとOpenTP1が使用するリソースとの間で分散トランザクション連携ができます。
Client .NETからMSDTC連携機能を使用する場合は,Connector .NETが必要です。Client .NET単体の場合はMSDTC機能は使用できません。詳細については,マニュアル「TP1/Connector for .NET Framework 使用の手引」のMSDTC連携機能に関する記述を参照してください。
MSDTC連携機能を使用する場合にClient .NETで使用できる機能を次の表に示します。
|
分類 |
Client .NETの機能 |
使用可否 |
|---|---|---|
|
Client .NETの通信方式 |
リモートAPI機能 |
○ |
|
スケジューラダイレクト機能 |
× |
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|
ネームサービス |
× |
|
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コネクトモード |
オートコネクトモード |
○ |
|
非オートコネクトモード |
× |
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|
RPCの呼び出し形態 |
同期応答型RPC |
○ |
|
非応答型RPC |
○ |
|
|
連鎖型RPC |
○ |
|
|
トランザクションを引き継がないRPC |
○ |
- (凡例)
-
○:使用できます。
×:使用できません。
なお,Client .NET構成定義の<tp1Server>要素に指定できる窓口となるTP1/Serverは,プロファイルIDごとに一つだけ指定してください。複数指定した場合,トランザクションを正常に制御できません。