8.3 .NETエラーログファイル
.NETエラーログファイルには,SPP.NET,SUP.NETなどのサーバアプリケーションで障害,または例外が発生した場合に詳細情報が出力されます。特に例外が発生した場合は例外のスタックトレースが取得されるため,UAPの障害要因の特定に役立ちます。
.NETエラーログは次に示すファイルにテキスト形式で出力されます。
%DCDIR%¥spool¥njslog1
%DCDIR%¥spool¥njslog2
ファイルの最大サイズは1メガバイトです。
njslog1,njslog2が交代で使用されます。
なお,「%DCDIR%」はOpenTP1インストールディレクトリを表しています。
.NETエラーログの出力形式を次に示します。
Day Mon DD HH:MM:SS.UUU YYYY:障害の発生時刻をミリ秒単位で出力します。
UU...UU:障害が発生したユーザサーバ名を出力します。
GG...GG:障害が発生したサービスグループ名を出力します。
SS...SS:障害が発生したサービス名を出力します。
PPPPP:障害が発生したプロセスIDを出力します。
KFCAxxxxx-E:メッセージIDを示します。詳細については,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。
<エラーメッセージ>:エラーメッセージの内容を示します。詳細については,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。
<スタックトレース情報>:例外が発生した場合に出力されます。例外発生時のスタックトレース情報が出力されます。
.NETエラーログの出力例を次に示します。