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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Extension for .NET Framework 使用の手引


8.3 .NETエラーログファイル

.NETエラーログファイルには,SPP.NET,SUP.NETなどのサーバアプリケーションで障害,または例外が発生した場合に詳細情報が出力されます。特に例外が発生した場合は例外のスタックトレースが取得されるため,UAPの障害要因の特定に役立ちます。

.NETエラーログは次に示すファイルにテキスト形式で出力されます。

%DCDIR%¥spool¥njslog1

%DCDIR%¥spool¥njslog2

ファイルの最大サイズは1メガバイトです。

njslog1,njslog2が交代で使用されます。

なお,「%DCDIR%」はOpenTP1インストールディレクトリを表しています。

.NETエラーログの出力形式を次に示します。

[図データ]

Day Mon DD HH:MM:SS.UUU YYYY:障害の発生時刻をミリ秒単位で出力します。

UU...UU:障害が発生したユーザサーバ名を出力します。

GG...GG:障害が発生したサービスグループ名を出力します。

SS...SS:障害が発生したサービス名を出力します。

PPPPP:障害が発生したプロセスIDを出力します。

KFCAxxxxx-E:メッセージIDを示します。詳細については,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。

<エラーメッセージ>:エラーメッセージの内容を示します。詳細については,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。

<スタックトレース情報>:例外が発生した場合に出力されます。例外発生時のスタックトレース情報が出力されます。

.NETエラーログの出力例を次に示します。

[図データ]