Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Extension for .NET Framework 使用の手引


if2sstub(サーバスタブ生成コマンド(.NETインタフェース定義用))

〈このページの構成〉

形式

if2sstub {〔-s 生成ファイル拡張子〕
          〔-n 名前空間名称〕
          〔-o 出力先ディレクトリ〕
          〔-r スタブクラス名称〕
            -i .NETインタフェース定義ファイル名称
            インタフェース名称
           |-h}

機能

C#,またはVisual Basicで定義されたSPP.NET用インタフェース(.NETインタフェース定義)を基に,サーバスタブクラスのソースファイル(以降,サーバスタブソースファイルと呼びます)を生成します。サーバスタブは,入力元のソースファイルと同じプログラム言語で生成します。入力元ソースファイルのプログラム言語はファイルの拡張子を基に判断されます。

入力元ソースファイルの拡張子と生成されるサーバスタブソースファイルのプログラム言語の関係を次に示します。

入力元ソースファイルの拡張子

生成されるサーバスタブソースファイルのプログラム言語

cs

C#

vb

Visual Basic

オプション

●-s 生成ファイル拡張子  〜〈文字列〉

生成するサーバスタブソースファイルの拡張子を指定します。

このオプションを省略した場合,生成されるサーバスタブソースファイルのプログラム言語によって,拡張子は次のようになります。

生成されるサーバスタブソースファイルのプログラム言語

サーバスタブソースファイルの拡張子

C#

cs

Visual Basic

vb

●-n 名前空間名称  〜〈文字列〉

生成するサーバスタブクラスの名前空間名称を指定します。

このオプションを省略した場合,入力元のインタフェースが属する名前空間と同じ名前空間でサーバスタブクラスが生成されます。入力元のインタフェースが名前空間なしの場合,名前空間なしのサーバスタブクラスが生成されます。

●-o 出力先ディレクトリ  〜〈パス名〉

生成するサーバスタブソースファイルを出力するディレクトリを指定します。絶対パスまたは相対パスで指定してください。

このオプションを省略した場合,コマンド実行時のディレクトリに出力されます。なお,ファイル名はサーバスタブごとに「〈名前空間を含まないスタブクラス名称〉.〈拡張子〉」で生成されます。

●-r スタブクラス名称  〜〈文字列〉

生成するサーバスタブのクラス名称を指定します。

このオプションを省略した場合,クラス名称は「〈インタフェース名称〉Tie」になります。

●-i .NETインタフェース定義ファイル名称  〜〈ファイル名〉

入力元のインタフェースが定義されている.NETインタフェース定義ファイルを指定します。絶対パスまたは相対パスで指定してください。

.NETインタフェース定義を作成したプログラム言語は,このオプションで指定したファイルの拡張子によって次のように判断されます。

このオプションで指定した.NETインタフェース定義ファイルの拡張子

.NETインタフェース定義を作成したプログラム言語の判断結果

cs

C#

vb

Visual Basic

●-h

このコマンドの使用方法を標準出力に表示します。

このオプションを指定した場合,ほかのオプションおよびコマンド引数は指定できません。

コマンド引数

●インタフェース名称

生成したいサーバスタブに対応するSPP.NETのインタフェース名称を完全限定名で指定します。インタフェース名称は一つだけ指定できます。

注意事項