jnlstts(稼働統計情報の出力)
このマニュアルでは,UNIX版OpenTP1との差異についてだけ説明します。差異がない部分については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。
形式
jnlstts 〔-e 編集項目〕〔-u 編集単位〕〔-l 行〕〔-c〕 〔-i 時間間隔〕〔-t〔開始〕〔,終了〕〕 〔-s {サーバ名|サービス名} 〕 ファイル名
機能
指定したアンロードジャーナルファイル,またはグローバルアーカイブアンロードジャーナルファイルから統計情報を収集し,編集後,ファイルに出力します。
出力する情報を次に示します。
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システム統計情報(システム統計レコード内の各コンポーネント情報)
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トランザクション統計情報(システム統計レコード内の各トランザクションの情報)
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レスポンス統計情報(システム統計レコード内の各レスポンスタイムの情報)
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通信遅延時間統計情報(システム統計レコード内の通信遅延に関する情報)
コマンド引数
●ファイル名 〜〈パス名〉
このコマンド引数は省略できません。これ以外に差異はありません。
注意事項
RPC送信元・RPC送信先のOSの時刻精度によっては,時刻戻しが発生しなくても,通信時間がOSの時刻精度より短い場合,通信遅延時間統計情報の編集結果のデータがマイナス値になることがあります。取得編集時間帯のデータにマイナス値が含まれているときは,編集対象時間帯の最大値,最小値,および平均値に'*'を出力します。