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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編


1.2 このマニュアルの読み方

Windows版OpenTP1は,使用できる機能,プログラムの作成方法,環境設定方法や,指定できるシステム定義のオペランドなどが,UNIX版OpenTP1と異なります。このため,このマニュアルとOpenTP1シリーズのマニュアルは,次のように参照してください。

  1. Windows版OpenTP1の情報について,UNIX版OpenTP1との差異があるかどうかを,このマニュアルで確認します。

    このマニュアルの2章以降に記載されている機能や関数などの一覧を参照して,UNIX版OpenTP1との差異があるかどうかを確認してください。

  2. 確認した結果に応じて,このマニュアルまたはOpenTP1シリーズのマニュアルを参照します。

    • このマニュアル:Windows版OpenTP1固有の内容,およびUNIX版OpenTP1との差異の詳細について知りたい場合に参照してください。

    • OpenTP1シリーズのマニュアル:UNIX版OpenTP1と共通の内容について知りたい場合に参照してください。

Windows版OpenTP1についてどんな情報を知りたいかによって,参照先のマニュアルが異なります。Windows版OpenTP1に関する情報と,その情報の参照先を次に示します。

図1‒2 Windows版OpenTP1に関する情報とその参照先

[図データ]

図中の参照先を基に,このマニュアルの該当する章,およびOpenTP1シリーズのマニュアルを参照してください。

例えば,OpenTP1の機能について知りたい場合には,このマニュアルの「2. 機能解説」と,マニュアル「OpenTP1 解説」を参照します。「2.1 機能の一覧」でWindows版OpenTP1とUNIX版OpenTP1との差異があるかどうかを確認した上で,Windows版OpenTP1固有の機能の詳細については2章の該当個所を,UNIX版OpenTP1と共通の内容についてはマニュアル「OpenTP1 解説」を参照してください。

また,このマニュアルでは,メッセージについて説明していません。メッセージについては,マニュアル「OpenTP1 メッセージ」を参照してください。