4.2 トラブルシュート情報
TP1/Messagingでは,障害対策用に,次のファイルを作成します。
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TP1/Messagingでは,各プロセスで発生したイベントや,送受信データなどの情報を取得しています。これらの情報をMCFイベントトレースといい,MCFイベントトレースを格納するファイルを,MCFイベントトレースファイルといいます。MCFイベントトレースファイルは,%DCDIR%\SPOOL%ディレクトリの下にmcft××××というファイル名で出力されます。
MCFイベントトレースファイルを強制的にスワップして参照したい場合は,コマンドプロンプト画面からmcftswptrコマンドを入力してください。スワップする直前までのMCFイベントトレースが参照できます。
mcftswptrコマンドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。
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TP1/Messagingのローカルメモリおよび共用メモリをダンプするファイルです。%DCDIR%\SPOOLディレクトリの下にmcfd××××というファイル名で出力されます。
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異常終了したプロセスのコアを退避するファイルです。%DCDIR%\SPOOL\SAVEディレクトリの下にサーバ名.nというファイル名で出力されます。nは1けたの数字です。
- 注意事項
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障害が発生した場合は,上記に示すファイルを確保してから,保守員へ連絡してください。