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OpenTP1 Version 7 TP1/Messaging 使用の手引


3.2.2 コマンドプロンプト画面からのオペレーション(MCF)

MCFに対するオペレーションは,コマンドプロンプト画面から運用コマンドを実行して行えます。コマンドプロンプトとは,キーボードから文字を直接入力して,コマンドを実行する操作です。コマンドプロンプト画面からのオペレーションをするときは,WindowsのGUIから画面を切り替えます。

注意事項

MCFのオペレーションは,必ずTP1/LiNKおよびTP1/Messagingの起動中に行ってください。

TP1/Messagingで実行できるMCFの運用コマンドを次の表に示します。表に示す運用コマンド,およびその他の運用コマンドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

表3‒3 TP1/Messagingで実行できるMCFの運用コマンド

運用コマンド名

機能

mcftactcn

コネクションの確立

mcftdctcn

コネクションの解放

mcftlscn

コネクションの状態表示

mcftchcn※1

コネクションの切り替え

mcftlsln2

ネットワークの状態表示

mcftonln2

サーバ型コネクションの確立要求の受付開始

mcftofln2

サーバ型コネクションの確立要求の受付終了

mcftlstrd2

メッセージ多重処理状況の表示

mcftactle

論理端末の閉塞解除

mcftdctle

論理端末の閉塞

mcftlsle

論理端末の状態表示

mcfthldoq

論理端末の出力キュー処理の保留

mcftrlsoq

論理端末の出力キュー処理の保留解除

mcftdlqle

論理端末の出力キュー削除

mcftspqle

論理端末のメッセージキューの先頭スキップ

mcftactsv

サービスの閉塞解除

mcftdctsv

サービスの閉塞

mcftlssv

サービスの状態表示

mcftlsbuf

バッファグループの使用状況表示

mcftswptr

MCFイベントトレースファイルの強制スワップ

mcfaactap

アプリケーションの閉塞解除

mcfadctap

アプリケーションの閉塞

mcfalsap

アプリケーションの状態表示

mcfaclcap

アプリケーションの異常終了回数の初期化

mcfalstap2

アプリケーションに関するタイマ起動要求の表示

mcfadltap

アプリケーションに関するタイマ起動要求の削除

mcftactsg

サービスグループの閉塞解除

mcftdctsg

サービスグループの閉塞

mcftlssg

サービスグループの状態表示

mcfthldiq

サービスグループの入力キュー処理の保留

mcftrlsiq

サービスグループの入力キュー処理の保留解除

mcftdlqsg

サービスグループの入力キュー削除

mcfuevt

アプリケーションプログラムの起動

mcftstptr

MCFトレース取得の終了

mcftstrtr

MCFトレース取得の開始

mcftlscom

MCF通信サービスの状態参照

mcftlsutm2

ユーザタイマ監視の状態表示

注※1

このコマンドを使用する場合,TP1/NET/High Availabilityが必要です。

注※2

このコマンドを使用する場合,TP1/Messaging - Extension 1が必要です。