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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


9.1 メッセージの形式

TP1/LiNKのメッセージの出力形式について説明します。メッセージは,次に示す形式でイベントビューアとコンソールに出力されます。

KFCAnnnnn-X YY……YY

KFCAnnnnn-X:メッセージID(半角の英数字11文字)

YY……YY:メッセージテキスト

このマニュアルでの記述形式を次に示します。

オペレータの処置または[対策]の説明に「保守員に連絡してください。」と記述してある場合は,当社社員または当社営業担当部署に連絡してください。

記号の意味を次に示します。

KFCA:TP1/LiNKのメッセージであることを示します。

n1n2n3n4n5メッセージの通し番号を示します(5けた)。

X:メッセージの種類を示します。

E…エラーメッセージです。TP1/LiNKのライブラリまたは環境設定が正常に動作しないことを示します。

I…情報メッセージです。TP1/LiNKからオペレータに通知する,単なる動作を示します。

Y:メッセージの出力先を示します。

E…標準エラー出力

S…標準出力

L…メッセージログファイル(dclog1,dclog2)

A…監査ログ

運用コマンド出力メッセージを除いた,出力先がコンソール,標準エラー出力,または標準出力のメッセージは,Windowsのイベントビューアにも出力されます。TP1/LiNKが出力したメッセージは,ソースの項目にTP1/LiNKと表示されます。

出力先が複数の場合は「+」でつないで表記します。出力先がメッセージログファイルの場合(Lだけの場合)は,出力先を示す記号は表記しません。