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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


6.2 アプリケーション管理(SPP)

TP1/LiNKのユーザサーバ(SPP)を操作する方法について説明します。

SPPを操作するときは,[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[アプリケーション管理SPP]メニューを選択します。

[アプリケーション管理SPP]メニューを選択すると,[TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウが表示されます。

図6‒2 [TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウ

[図データ]

メニューバーのコマンド

[TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウのメニューについて説明します。

[ファイル(F)]メニュー

[ファイル(F)]メニューには,次に示すコマンドがあります。

[終了(X)]:[TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウを終了します。

[ヘルプ(H)]メニュー

バージョン情報を示すヘルプを開きます。[ヘルプ(H)]メニューについては,「6.5 ヘルプの使い方」を参照してください。

ボタンの使い方

次に示すボタンは,リストボックスにあるSPPのユーザサーバ名の行を選択してからクリックしてください。ユーザサーバ名を選択しないでボタンをクリックした場合,エラーダイアログボックスが表示されます。また,ユーザサーバ名を同時に複数選択して,各ボタンをクリックすることもできます。ただし,同時に選択できるユーザサーバ数は13までです。なお,複数のユーザサーバ名の行を選択して[サービス(V)...]ボタンをクリックした場合は,最上位のユーザサーバの[サービス閉塞管理]ダイアログボックスを開きます。

  • [起動(S)]ボタン

  • [停止(T)]ボタン

  • [強制停止(O)]ボタン

  • [閉塞(D)]ボタン

  • [閉塞解除(R)]ボタン

  • [サービス(V)...]ボタン

[起動(S)]ボタン

指定したユーザサーバを開始します。指定したユーザサーバが開始したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最初の状態が表示されます。

また,リストボックスにあるユーザサーバ名をダブルクリックして開始することもできます。

[停止(T)]ボタン

指定したユーザサーバを正常終了します。指定したユーザサーバが終了したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

[最新情報に更新(L)]ボタン

リストボックスの情報を最新の状態にします。

[強制停止(O)]ボタン

指定したユーザサーバを強制停止します。指定したユーザサーバが強制停止したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

[サービス(V)...]ボタン

次に示すユーザサーバを選択した場合,サービス単位の閉塞管理をするための[サービス閉塞管理]ダイアログボックスを開きます。

  • [SPP詳細設定]ダイアログボックスの[閉塞]タブで[サービス単位の閉塞管理をする(S)]チェックボックスがオンの場合

  • ユーザサーバの状態が「実行中」または「閉塞中」の場合

TP1/LiNKが稼働しているときだけ,このボタンは有効です。複数のユーザサーバ名を選択して,[サービス(V)...]ボタンをクリックした場合,最上位のユーザサーバの[サービス閉塞管理]ダイアログボックスを開きます。

[サービス閉塞管理]ダイアログボックスの使い方については,「6.2.1 サービス単位の閉塞管理」を参照してください。

[閉塞(D)]ボタン

指定したユーザサーバのスケジュールを閉塞します。指定したユーザサーバのスケジュールが閉塞したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

[閉塞解除(R)]ボタン

指定したユーザサーバのスケジュール閉塞状態を解除します。指定したユーザサーバの閉塞が解除されたあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

[プログラムのサーチパス(P)...]ボタン

ユーザサーバのサーチパスを追加または削除する[TP1/LiNKサーチパス]ダイアログボックスを開きます。

TP1/LiNKが稼働しているときでも,サーチパスを変更できます。変更後のサーチパスは,いったんSPPを終了させてから再び起動すると有効になります。[TP1/LiNKサーチパス]ダイアログボックスの使い方については,「3.2.3 サーチパスの設定」を参照してください。

[サーバ定義(E)...]ボタン

SPPの実行環境を設定する[アプリケーション環境SPP]ダイアログボックスを開きます。TP1/LiNKが稼働しているときでも,SPPの環境設定を変更できます。変更後の設定内容は,いったんSPPを終了させてから再び起動すると有効になります。[アプリケーション環境SPP]ダイアログボックスの使い方については,「3.2.1 SPPの実行環境の設定」を参照してください。

[終了(C)]ボタン

[TP1/LiNKアプリケーション管理SPP]ウィンドウを終了します。

〈この節の構成〉