3.4.1 RAPサービス環境の設定
[RAPサービス環境]ウィンドウの操作方法について説明します。
- ボタンの使い方
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- [新規作成(N)...]ボタン
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新しくRAPサービスの実行環境を設定する[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスを開きます。
- [開く(O)...]ボタン
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すでに設定したRAPサービスの実行環境を変更する[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスを開きます。リストボックスから実行環境を変更するRAPサービス名を選択して,[開く(O)...]ボタンをクリックします。
- [削除(D)]ボタン
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すでに設定したRAPサービスの実行環境を削除します。リストボックスから削除するRAPサービス名を選択して,[削除(D)]ボタンをクリックします。
- [自動起動設定(A)...]ボタン
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RAPサービスの自動起動および自動起動の順番を指定する[自動起動設定]ダイアログボックスを開きます。
- [終了(C)]ボタン
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[RAPサービス環境]ウィンドウを終了します。
- RAPサービスの環境を設定するダイアログボックスの開き方
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新しくRAPサービスの実行環境を設定する場合と,すでに設定してあるRAPサービスの実行環境を変更する場合とで,ダイアログボックスの開き方が異なります。
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新しくRAPサービスの実行環境を設定する場合
[RAPサービス環境]ウィンドウの[新規作成(N)...]ボタンをクリックしてください。ボタンをクリックすると,[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
新しくRAPサービスの実行環境を設定する場合は,初期値が設定されています。[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスの初期値については,「2.3 セットアップしたときの初期値」を参照してください。
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すでに設定してあるRAPサービスの実行環境を変更する場合
[RAPサービス環境]ウィンドウのリストボックスから,実行環境を変更したいRAPサービス名を選択します。そして,RAPサービス名をダブルクリックするか,または[開く(O)...]ボタンをクリックします。[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
なお,実行環境を変更後,[上書き保存(V)]ボタンをクリックした場合には「RAPサービスのロードモジュールをTP1/LiNKインストールフォルダ名\aplibにコピーします。」という確認ダイアログボックスが表示されます。TP1/LiNKのバージョンアップに伴い,上書き保存するときは「はい」をクリックしてください。それ以外の場合は「いいえ」をクリックしてください。
図3‒25 [RAPサービス環境設定]ダイアログボックス
[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスを初めて開くと,初期値が設定されています。[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスの初期値については,「2.3 セットアップしたときの初期値」を参照してください。
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- ボタンの使い方
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- [詳細設定(T)...]ボタン
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RAPサービスの環境の詳細を設定する[RAPサービス詳細設定]ダイアログボックスを開きます。
- [初期値設定(I)]ボタン
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[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスの,次に示す項目を初期値にします。
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[優先順位]欄
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[RAPサービスのプロセス数]欄
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- [自動起動設定(A)...]ボタン
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RAPサービスの自動起動および自動起動設定の順番を指定する[自動起動設定]ダイアログボックスを開きます。
- [開く(O)]ボタン
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[RAPサービス名(N)]一覧にRAPサービス名を指定してから[開く(O)]ボタンをクリックすると,該当するRAPサービスに設定している内容をダイアログボックスに表示します。
- [上書き保存(V)]ボタン
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[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスに設定した各項目の値を保存します。項目をすべて設定し終えてから[上書き保存(V)]ボタンをクリックすると,各項目を設定できます。
- [削除(D)]ボタン
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[RAPサービス名(N)]一覧に指定したRAPサービス名の設定内容を削除します。
- [終了(C)]ボタン
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[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスを終了します。
- ダイアログボックスに設定する項目
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- [RAPサービス名(N)] 〜<1〜7文字の識別子>
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RAPサービスは,rapリスナーと呼ばれるSUP相当のプロセスと,rapサーバと呼ばれるSPP相当のプロセスで構成されています。ここで指定したRAPサービス名がrapリスナーのサーバ名になります。また,(RAPサービス名+S)がrapサーバのサーバ名になります。
新しくRAPサービスの実行環境を設定するときは,実行環境を設定するRAPサービス名を入力します。すでに設定してあるRAPサービスの実行環境を変更するときは,一覧からRAPサービス名を選択します。
RAPサービス名には,英字の大文字と小文字の区別はありません。小文字で指定しても,すべて大文字で管理されます。
RAPサービスの開始と終了は[TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウで操作します。このウィンドウの一覧には,RAPサービス名とSUPのユーザサーバ名とが混在して表示されます。そのため,RAPサービス名にはユーザサーバ名と明確に区別できる名称を付けることをお勧めします。
- [コメント]
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このダイアログボックスの内容に関するコメントを任意で入力します。入力したコメントは,[RAPサービス環境]ダイアログボックスのコメントの行に表示されます。
- [RAPサービスのポート番号]欄
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[ポート番号(P)] 〜<符号なし整数>((5001〜65535))《10020》
RAPサービスが使うウェルノウンポート番号を指定します。複数のRAPサービスを起動するときは,それぞれに指定するポート番号が重ならないようにしてください。
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- [RAPサービスのプロセス数]欄
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[常駐(R)] 〜<符号なし整数>((1〜128))《1》
このRAPサービス(rapリスナー)で管理するrapサーバのプロセス数を指定します。ここで指定した数は,[システム環境設定]ウィンドウの[サーバ数]欄にある[SPP(P)]の値に加算してください。
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- [優先順位]欄
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[プロセス(E)] 〜<符号なし整数>((0〜39))《0》
このRAPサービスが実行されるときの優先順位を指定します。値が小さいほど優先順位が高くなります。
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- [ダイナミックコネクションスケジュール機能(Y)]欄
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このRAPサービスでダイナミックコネクションスケジュール機能を使用するかどうかを指定します。ダイナミックコネクションスケジュール機能を使用する場合は,チェックボックスをオンにしてください。ダイナミックコネクションスケジュール機能については,マニュアル「OpenTP1 解説」を参照してください。
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[最大クライアント数(M)] 〜<符号なし整数>((128〜1024))《256》
このRAPサービスでダイナミックコネクションスケジュール機能を使用するときに同時接続する最大クライアント数を指定してください。
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- エラーメッセージ
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[RAPサービス環境設定]ダイアログボックスの操作中にエラーが起こったときは,エラーメッセージが出力されます。表示内容を確認してから[OK]ボタンをクリックしてください。