2.1.4 TP1/LiNKをセットアップし直す方法
TP1/LiNKをセットアップし直す方法について説明します。次に示す場合には,TP1/LiNKをセットアップし直してください。
-
TP1/LiNKを最新バージョンに変更するとき
-
トラブルが起こった場合に,セットアップし直す必要があるとき
-
TP1/LiNKを旧バージョンに戻すとき
セットアップし直すときには,TP1/LiNKが停止していなければなりません。セットアッププログラムを起動する前に,TP1/LiNKが停止していることを確認してください。
TP1/LiNKのバージョンを変える(最新バージョンにする,または旧バージョンに戻す)ときには,該当するバージョンのTP1/LiNKの提供媒体(CD-ROM)が必要になります。
- 〈この項の構成〉
(1) セットアッププログラムを起動します
TP1/LiNKを停止したことを確認して,セットアッププログラムを実行します。TP1/LiNKのバージョンを変えるときは,TP1/LiNKの提供媒体(CD-ROM)のセットアッププログラム(setup.exe)を起動します。旧バージョンに戻すときには,インストール済みのTP1/LiNKをいったん削除してからセットアッププログラムを起動します。
TP1/LiNKのバージョンを変えないときには,提供媒体は不要です。[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[セットアップ]メニューを選択してセットアッププログラム(setup.exe)を起動します。
セットアッププログラムを起動すると,現在のOpenTP1管理者の名前と会社名がダイアログボックスに表示されます。
OpenTP1管理者の名前と会社名を確認し終わったら,[続行(O)]ボタンをクリックします。
(2) セットアップ種別を指定します
名前と会社名を確認し終わると,セットアップ種別を指定するダイアログボックスが表示されます。
セットアップし直すときには,次のどちらにするかで操作が異なります。
-
組み込み済みのフォルダに上書きする
-
組み込み済みのフォルダとは別のフォルダに上書きする
(a) 組み込み済みのフォルダに上書きする手順
すでに組み込んであるフォルダと同じフォルダにセットアップし直すときは,[TP1/LiNKを再セットアップ(S)]オプションボタンをオンにして,[続行(O)]ボタンをクリックしてください。ボタンをクリックすると,サーバオプションを設定するダイアログボックスが表示されます。
Windowsの起動が完了したあとでオペレータの操作でTP1/LiNKを起動する場合は,[コンピュータブート時にTP1/LiNKを自動起動(A)]チェックボックスをオフにします。Windowsの起動と一緒にTP1/LiNKを起動する場合は,[コンピュータブート時にTP1/LiNKを自動起動(A)]チェックボックスをオンにします。
チェックボックスに指定した内容を確認したあと,[続行(O)]ボタンをクリックしてください。
以前の業務で使っていたアプリケーションプログラムや環境設定の情報は,セットアップし直したTP1/LiNKでも引き続き使えます。
(b) 組み込み済みのフォルダとは別のフォルダに上書きする手順
別のフォルダにセットアップし直す場合は,組み込んであるTP1/LiNKをいったん削除する必要があります。この場合は,TP1/LiNKを削除したあと,TP1/LiNKを最初から組み込み直します。
TP1/LiNKを削除する方法については,「2.1.7 TP1/LiNKをWindowsから削除する方法」を参照してください。
以前の業務で使っていたアプリケーションプログラムや環境設定の情報を使う場合は,セットアップし直す前のフォルダから新しいTP1/LiNKのフォルダ(OpenTP1ホームディレクトリ)へファイルを移動しておいてください。以前の環境を移動してからTP1/LiNKをセットアップすると,次に示すダイアログボックスが表示されます。
以前の業務の環境を使う場合は,[はい(Y)]ボタンをクリックしてください。
以前の業務の環境を使わない場合は,[いいえ(N)]ボタンをクリックしてください。