Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


1.4.4 クライアントのアプリケーションプログラム(SUP,CUP)

SPPへサービスを要求する,クライアントのアプリケーションプログラムについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) サービスを利用するプログラム(SUP)

TP1/LiNKのサーバで稼働する,クライアントのアプリケーションプログラムです。SUPには,サービス関数は作成できません。サーバからTP1/LiNKの業務を開始させるときや,バッチ処理をするときにSUPを作成します。

(2) クライアントユーザプログラム(CUP)

TP1/Clientで稼働する,クライアントのアプリケーションプログラムです。TP1/Client/WまたはTP1/Client/Pの場合は,アプリケーションプログラムをCUPといいます。また,TP1/Client/Jの場合はJavaアプレット,Javaアプリケーション,またはJavaサーブレットをCUPといいます。

CUPは,TP1/Client/WもしくはTP1/Client/Pのライブラリ関数,またはTP1/Client/Jのクラスライブラリを使って,リモートプロシジャコールで通信します。

SUPの作成手順を次の図に示します。CUPについては,マニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編」,またはマニュアル「OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編」を参照してください。

図1‒21 SUPの作成手順

[図データ]