2.6.4 TP1/Webと連携したRPC機能
TP1/Client/Jから利用できるTP1/Webのサービスセットを次に示します。
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Java to SPPゲートウェイ機能(DC_JGW機能)
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Java toユーザサービス機能(DC_JUSR機能)
各サービスセットの詳細については,マニュアル「TP1/Web 使用の手引」を参照してください。
TP1/Webと連携したRPC機能のサービス要求の流れを図2-29〜図2-33に示します。
dcrapautoconnect=Yを指定した場合,次のような流れになります。
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TP1/Client/Jが提供するTP1Clientクラスのインスタンスを作成する。
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rpcOpenメソッドを呼び出してCUPのRPC環境を初期化する。
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rpcCallメソッドを呼び出して該当するSPPにサービス要求を行う。
rpcCallメソッド内部では,次のように処理される。
dcrapautoconnect=Yなので,まずdcweburlオペランドに定義されたTP1/WebのCGIプロセスに対してセションを開始する。次に,サービス要求メッセージを送信する。
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rpcCloseメソッドを呼び出してRPC環境を解放する(セションを終了する)。
図2‒30 dcrapautoconnect=Nを指定し,dcweburlオペランドを定義した場合の連携
dcrapautoconnect=Nを指定し,dcweburlオペランドを定義した場合,次のような流れになります。
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TP1/Client/Jが提供するTP1Clientクラスのインスタンスを作成する。
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rpcOpenメソッドを呼び出してCUPのRPC環境を初期化する。
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引数なしのopenConnectionメソッドを呼び出してdcweburlで定義されたTP1/WebのCGIプロセスに対してセションを開始する。
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rpcCallメソッドを呼び出して該当するSPPにサービス要求を行う。
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rpcCloseメソッドを呼び出してRPC環境を解放する(セションを終了する)。
図2‒31 URLを指定したopenConnectionメソッドを使用する場合の連携
URLを指定したopenConnectionメソッドを使用する場合,次のような流れになります。
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TP1/Client/Jが提供するTP1Clientクラスのインスタンスを作成する。
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URLを指定したopenConnectionメソッドを呼び出してTP1/WebのCGIプロセスに対してセションを開始する。
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rpcCallメソッドを呼び出して該当するSPPにサービス要求を行う。
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rpcCloseメソッドを呼び出してRPC環境を解放する(セションを終了する)。
図2‒32 DC_JGWサービスセットを使用した場合にサービスが実行される流れ 図2‒33 DC_JUSRサービスセットを使用した場合にサービスが実行される流れ