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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/J編


2.2.12 ServerSocketを使用するRPC

TP1/Client/Jで,スケジューラダイレクト機能を使用したRPC,ネームサービスを使用したRPC,および通信先を指定したRPCを行う場合,ServerSocketを使用します。TP1/Client/Jを使用するクライアントプログラムを動作させるJava VMでセキュリティマネジャを適用する場合,TP1/Client/JのクラスライブラリがServerSocketの機能(connect,listen,およびaccept)を使用できるよう,適切なパーミッションをセキュリティポリシファイルに記述してください。Javaサーブレット,またはEJBの場合,これらコンテナを実装しているアプリケーションサーバ製品で,セキュリティの制約のためデフォルトでセキュリティマネジャを使用していることがあります。使用するアプリケーションサーバの仕様をご確認の上,適切に設定してください。