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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編


2.1.1 ユーザ認証の実現方法

TP1/ClientからTP1/Serverへサービスを要求する時には,CUPからdc_clt_cltin_s関数を実行する必要があります。このときにユーザ名,パスワードを指定して,TP1/Server側のサービスを受けられるユーザであることの認証を要求します。

TP1/Server側では,UNIXやWindowsのユーザ管理情報を基にクライアントユーザの認証を行います。

ユーザ認証機能を使用するためにはTP1/Server側で次の準備をする必要があります。

なお,TP1/Serverを実行するOSによっては,ユーザ認証機能を使用できません。TP1/Server側のマニュアルなどをご確認ください。

ユーザ認証機能を使用できない場合は,ユーザ認証を抑止することをお勧めします。ユーザ認証の抑止については,「2.1.3 ユーザ認証の抑止」を参照してください。