15.1 UAPトレースの取得
UAPから呼び出したOpenTP1の関数に関する情報を取得する機能をUAPトレースといいます。OpenTP1では,UAPトレースをUAPトレースデータファイル,またはプロセスの固有領域に取得しています。
UAPが異常終了したときにUAPトレースを使用すると,UAPで発行したライブラリ関数の履歴を編集出力できます。編集出力した結果を基に,UAPが異常終了した原因を解析できます。
UAPトレースは,次のようなUAPで使用できます。
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異常終了したUAP
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dcstop -dfコマンドで強制停止したUAP
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dcsvstop -dfコマンドで強制停止したUAP
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prckillコマンドで強制停止したUAP