Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


14.1.2 関数シミュレート時の注意事項

関数シミュレート時の注意事項を次に示します。

  1. 関数発行元のUAPの種別,トランザクション状態,およびmain関数の内か外かはチェックされません。

  2. 関数の発行順序は,オフラインテスタの動作に影響するものだけがチェックされます。

  3. 引数の内容はチェックされません。ユーザがトレース情報を確認してチェックしてください。

  4. COBOL言語のプログラムで,インタフェースコードや要求コードに設定誤りがある場合は,該当するプログラムのトレースは取得されません。ただし,エラーメッセージは出力されます。

  5. dc_trn_〜関数と,tx_〜関数は混在して使用できません。また,混在して使用してもチェックされません。

  6. オフラインテスタは,トランザクションの回数(以後,トランザクション通番と呼びます)をカウントしています。トランザクション通番は,一部のシミュレート関数発行時と,callサブコマンド実行時にカウントアップします。トランザクション通番は,tx_info関数のトレース情報で参照できます。トランザクション通番をカウントアップするシミュレート関数については,「14.1.1 関数のシミュレーション内容」を参照してください。