11.2.7 運用コマンド結果データファイル
運用コマンドシミュレート機能使用時に,コマンドの実行結果としてUAPに返すデータを格納します。一つのファイルには,一つのデータを格納します。
- 〈この項の構成〉
(1) ファイルの構造
(2) ファイルの内容
項目 |
位置 |
長さ(バイト) |
内容 |
|
---|---|---|---|---|
ヘッダ |
運用コマンドの結果コード |
0 |
4 |
dc_adm_call_command関数の引数statに設定する値を指定します。 |
標準出力文字列長 |
4 |
4 |
標準出力文字列の長さ(ヌル文字を含みます)を指定します(0〜2147483647)。 |
|
標準エラー出力文字列長 |
8 |
4 |
標準エラー出力文字列の長さ(ヌル文字を含みます)を指定します(0〜2147483647)。 |
|
標準出力文字列 |
12 |
n |
dc_adm_call_command関数の引数outmsgに設定するデータを指定します(最後のヌル文字を含みます。ヌル文字が付けられていない場合は文字列の最後の文字をヌル文字に置き換えます)。 標準出力文字列長が0の場合は指定しても無視されます。 |
|
標準エラー出力文字列 |
− |
n |
dc_adm_call_command関数の引数errmsgに設定するデータを指定します(最後のヌル文字を含みます。ヌル文字が付けられていない場合は文字列の最後の文字をヌル文字に置き換えます)。 標準エラー出力文字列長が0の場合は指定しても無視されます。 |
(3) 注意事項
-
運用コマンド結果データファイルは,オンラインテスタのものは使用できません。
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標準出力文字列と標準エラー出力文字列の最後には,ヌル文字を付けてください。ヌル文字が付いていない場合は,文字列の最後の文字がヌル文字に置き換えられます。また,文字列長に0を指定した場合は,文字列を指定しても無視されます。
-
ファイル名には'+'を使用できません。また,ファイル名として,'ps'または'end'は使用できません。
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DMLのSEND文で運用コマンドを発行する場合は,データ部を次のように指定します。
- 標準出力文字列長
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0を指定します。
- 標準エラー出力文字列長
-
0を指定します(標準エラー出力を受け取らない指定の場合)。