11.2.5 DAMファイル
DAMサービスシミュレート機能使用時,オフラインテスタ用のDAMファイルデータを格納します。DAMファイルは,エディタ,またはオフラインテスタが提供する関数(dc_dam_create関数)を使用したプログラムを作成・実行することで作成します。
- 〈この項の構成〉
(1) ファイルの構造
(2) ファイルの内容
項目 |
位置 |
長さ(バイト) |
内容 |
|
---|---|---|---|---|
ヘッダ |
ファイル名 |
0 |
64 |
該当するDAMファイルの名称を指定します。内容はチェックしません。 |
ブロック長 |
64 |
4 |
1ブロックの長さを指定します(0〜32760)。 |
|
総ブロック数 |
68 |
4 |
データ部にあるブロックの総数を指定します(1〜2147483647)。 |
|
未使用 |
72 |
2 |
ヌル文字を指定します |
|
閉塞状態 |
74 |
2 |
次のどれかを指定します。 0x0000:非閉塞状態(通常状態) 0x0001:論理閉塞状態 0x0002:障害閉塞状態 |
|
予備 |
76 |
20 |
ヌル文字を指定します。 |
|
データ |
ブロック |
96 |
n |
任意のデータをブロック単位で指定します。 |
(3) 注意事項
ヘッダ部の総ブロック数と実際のブロック数が等しいかどうかはチェックされません。実際のブロック数が少ないと,データのアクセス時にエラーになります。