11.1.2 ユーザサービス定義
オフラインテスタの実行に必要な定義を,ユーザサービス定義で定義します。定義方法や記述形式は,OpenTP1のユーザサービス定義と同じです。ユーザサービス定義については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
(1) 形式
(a) set形式
set service = "サービス名 = エントリポイント名" 〔,"サービス名 = エントリポイント名"〕 … 〔set server_type = betran|xatmi〕
(b) putenv形式
{{〔putenv 環境変数名 環境変数値〕}}
(2) 機能
ユーザサービス定義として定義することで,オフラインテスタを実行できます。
(3) オペランド
(a) set形式
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このサービスグループに属するサービス名と,そのサービスを使用できるエントリポイント名の組を,すべてのサービスについて指定します。
エントリポイント名とはC言語の関数であり,COBOL言語のプログラム名,または入り口名のことです。ここで指定するエントリポイント名は,RPC(XATMI)インタフェース定義に指定する名称と同じものを指定します。
RPC(XATMI)インタフェースのサービス関数,およびRPC(XATMI)インタフェース定義については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。
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server_type = betran | xatmi 〜《betran》
OpenTP1(RPC)の関数を使用するか,XATMIの関数を使用するかを指定します。
betran:OpenTP1(RPC)の関数を使用します。
xatmi:XATMIの関数を使用します。
(b) putenv形式
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環境変数名
このサービスグループのプロセスで,指定した環境変数に値を設定します。
COBOL言語の動作環境をOpenTP1が起動するため,COBOL言語環境の設定に使用します。UAPの実行形式プログラムごとに,任意の環境変数を与えられます。標準C言語ライブラリ'putenv'を参照してください。
(4) 定義例
(a) set形式
set service = "service = xwsvkd0100" set server_type = betran
(b) putenv形式
putenv CBLCORE 1