8.2 テストモードの重複
あるアプリケーションに対して,テストモードになる指示単位が二つ以上ある場合,そのアプリケーションに対するテスト環境は,論理端末,アプリケーション,サービスグループの順に有効になります。
例えば,あるアプリケーションをテストモードの論理端末から入力する場合,該当するアプリケーションのテスト環境をmcfauapsコマンドで指定しても,mcftulesコマンドで指定した論理端末のテスト環境が有効になります。テストモードでない論理端末から入力したアプリケーションに対してmcfauapsコマンドでテスト環境を指定した場合は,そのテスト環境が有効になります。
論理端末とアプリケーションのテストモードの重複指定に関する扱いを,次の表に示します。
論理端末 |
アプリケーション |
サービスグループ |
テストモード情報が有効な単位 |
---|---|---|---|
○ |
○ |
○ |
論理端末 |
× |
論理端末 |
||
× |
○ |
論理端末 |
|
× |
論理端末 |
||
× |
○ |
○ |
アプリケーション |
× |
アプリケーション |
||
× |
○ |
サービスグループ |
|
× |
− |