8.1.1 テストの開始とテスト環境の指定
MCFオンラインテスタの使用宣言コマンド(mcfutfstコマンド)を実行してMCFオンラインテスタの機能を使用できる状態にしたあと,テスト開始コマンドでテストの開始を宣言し,テスト環境(ユーザが使用するMCFオンラインテスタの機能)を指定します。テスト開始コマンドの指定内容をテストモード情報といいます。
MCFオンラインテスタの機能が使用できる状態かどうかは,MCFオンラインテスタの状態表示コマンド(mcflsutfコマンド)を実行すると,確認できます。
- 〈この項の構成〉
(1) テストの開始
(a) 論理端末単位のテスト
mcftulesコマンドを実行すると,指定した名称の論理端末から起動するアプリケーションが,すべてテストモードになります。この状態を論理端末がテストモードであるといいます。
(b) アプリケーション単位のテスト
mcfauapsコマンドを実行すると,指定した名称のアプリケーションがテストモードになります。この状態をアプリケーションがテストモードであるといいます。
アプリケーションのテストは,既存のユーザアプリケーションプログラムにアプリケーションの処理を新規に追加した場合に実行します。