分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

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KFCA14865-I

mmm コネクション名=aa....aa 論理端末名称=bb....bb 種別=cc....cc
受信バッファ長=dd....dd 受信済みメッセージ長=ee....ee
未受信メッセージ長=ff....ff

受信バッファオーバフローを検出したときの追加情報を通知します。このメッセージは,KFCA14806-Wメッセージ,およびKFCA14816-Eメッセージと一緒に出力されます。
mmm:MCF識別子
aa....aa:コネクション名(MCF通信構成定義(mcftalccn -c)のコネクションID)
bb....bb:論理端末名称(MCF通信構成定義(mcftalcle -l)の論理端末名称)
cc....cc:セグメント組立種別
MASM:受信メッセージの組み立て機能
UOC(STD):TP1/NET/TCP/IPが標準提供する入力セグメント判定UOC
UOC(USR):ユーザ独自の入力セグメント判定UOC
UOC:TP1/NET/TCP/IPが標準提供する入力セグメント判定UOC,またはユーザ独自の入力セグメント判定UOC(Windowsの場合)
dd....dd:受信したメッセージを格納しているバッファ長
ee....ee:受信済みメッセージ長
ff....ff:未受信メッセージ長
〈受信メッセージの組み立て機能,またはTP1/NET/TCP/IPが標準提供する入力セグメント判定UOCを使用している場合〉
メッセージ長エリア(受信メッセージの先頭4バイト)に設定されているメッセージ長と受信済みメッセージ長の差
〈ユーザ独自の入力セグメント判定UOCを使用している場合〉
残っている該当メッセージのサイズ(dctcp_sguoc_protのrest_data_size)
〔対策〕受信メッセージの全体長(受信済みメッセージと未受信メッセージの和)が妥当であるかを確認してください。
〈受信メッセージの全体長が妥当である場合〉
バッファグループ定義で指定したバッファ長(mcftbuf -g lengthの指定値)を見直してください。
〈受信メッセージの全体長が妥当ではない場合〉
受信メッセージの組み立て機能,またはTP1/NET/TCP/IPが標準提供する入力セグメント判定UOCを使用している場合は,相手システムを見直してください。ユーザ独自の入力セグメント判定UOCを使用している場合は,相手システムおよびユーザ独自の入力セグメント判定UOCを見直してください。