分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ

[目次][索引][前へ][次へ]

KFCA10190-E

mmm内部処理関数がエラーリターンしました。
エラーリターンした関数名=aa....aa
理由コード=bb....bb 詳細コード=cc....cc
処理関数名=dd....dd  (E+L)

mmm:MCF識別子またはNET識別子
aa....aa:エラーリターンした関数名
bb....bb:理由コード(エラーリターンした関数のリターンコード)
理由コードについては,対策を参照してください。
cc....cc:保守情報
dd....dd:エラーリターンした関数を発行した関数名
(S)処理を続行できない場合,処理を終了します。
〔対策〕理由コード一覧を見て対策してください。理由コードや前後のメッセージから原因が特定できない場合は,アボートコード一覧から保守情報に対応する情報を参照し,対策してください。
理由コード 説明 対策
-314 処理要求を行ったコマンドがタイムアウトしました。 コマンドのタイムアウト原因を確認の上,必要に応じて再度コマンドを実行してください。
-000010174 通信サービス定義に指定したMCF通信サービス(アプリケーション起動サービスも含む)と,システムサービス情報定義で指定したMCF実行形式プログラムが一致していません。
(例)
通信サービス定義に指定したMCF通信サービスがTP1/NET/TCP/IPの定義オブジェクトファイルであるのに対し,システムサービス情報定義のMCF実行形式プログラムにアプリケーション起動プロセスの実行形式プログラムを指定している。
次の項目が正しいか見直してください。
  • システムサービス情報定義のmoduleオペランド(MCF実行形式プログラム名)の指定値
  • MCFマネジャ定義の,通信サービス定義のmcfsvnameオペランド,およびsyssvnameオペランドの指定値
-000011609 複数のアプリケーション起動プロセスの間で,次のどちらかが重複しています。
  • アプリケーション起動環境定義に指定した内部通信路名
  • アプリケーション起動用論理端末定義に指定した論理端末名称
アプリケーション起動環境定義の内部通信路名,またはアプリケーション起動用論理端末定義の論理端末名称がOpenTP1システム内で一意になるように,MCF通信構成定義を見直してください。
-000011801 定義オブジェクトファイルの内容が不正であるおそれがあります。 定義オブジェクトファイルを正しく作り直してください。
-000016722 複数のTP1/NET/TCP/IPのMCF通信サービス間で,論理端末定義に指定した論理端末名称が重複しています。 論理端末名称がOpenTP1システム内で一意になるように,論理端末定義を見直してください。
上記以外 保守情報 アボートコード一覧を参照してください。アボートコードの詳細については,「15.1 アボートコード一覧」を参照してください。