分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ
サーバを起動できません。サーバ名:aa....aa
理由コード=bbbbbbbbbb (L+E)
| 理由コード | 意味 | 対策 |
|---|---|---|
| 1 | 該当サーバ,またはサービスグループ起動済み | 指定されたサーバ,またはサービスグループは,すでに起動されています。指定誤りの場合は,正しいサーバ名,またはサービスグループ名(ユーザサービス定義)を指定して,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 2 | タイミングエラー | スケジューラが未開始,または終了中です。システム再開始後,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 3 | サーバ数不正 | スケジューラ下で動作できるサーバ数を超えました。スケジュールサービス定義のscd_server_countを見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 4 | 通信障害発生 | 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 5 | プログラムバージョン不一致 | OpenTP1の各ライブラリのバージョンを見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 6 | 常駐プロセス起動不可 | 次の手順で対策してください。 (1)プロセスサービス定義のprc_process_countオペランドのプロセス数を見直してください。 (2)オペレーティングシステムのプロセス数を見直してください。 (3)dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 7 | メモリ不足 | 直前にKFCA00855-Eが出力され,その領域種別がSTATIC_SHMPOOLまたはDYNAMIC_SHMPOOLの場合は,システム環境定義で指定したメモリサイズを見直してください。それ以外の場合は,直前に出力されるメッセージに従って対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 8 | 定義解析エラー | 以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。障害メッセージが出力されていなければ,ユーザサービス定義,ユーザサービスデフォルト定義のparallel_countオペランド,またはserviceオペランドを見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 10 | スケジュールバッファグループ指定不正 | ユーザサービス定義に指定したスケジュールバッファグループ名が不正です。指定誤りの場合は,正しいスケジュールバッファグループ名を指定したあと,ユーザサーバを起動し直してください。 |
| 11 | スケジュールバッファグループ指定オプション組み合わせ不正 | ユーザサービス定義のscdbufgrp定義コマンドでメッセージ格納バッファ使用制限サイズ(-sオプション)とメッセージ格納バッファ使用制限率(-pオプション)を同時に指定しています。 ユーザサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 12 | スケジュールバッファグループ指定メッセージ格納バッファ使用制限サイズ指定値不正 | ユーザサービス定義のscdbufgrp定義コマンドでメッセージ格納バッファ使用制限サイズ(-sオプション)の指定値が,スケジュールサービス定義で指定されているメッセージ格納バッファプール長より大きいです。 ユーザサービス定義のscdbufgrp定義コマンドを見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 13 | スケジュールバッファグループ指定メッセージ格納バッファ使用制限値不正 | ユーザサービス定義のscdbufgrp定義コマンドが不正です。次の定義不正が考えられます。
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| 21 | マルチスケジューラ定義不正 | ユーザサービス定義,またはユーザサービスデフォルト定義のscdmulti定義コマンドが不正です。次の定義不正が考えられます。
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| 31 | ノード間負荷バランス拡張機能定義不正 | ユーザサービス定義,またはユーザサービスデフォルト定義のlevelup_queue_countオペランド,またはleveldown_queue_countオペランドが不正です。定義の指定値を見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
| 32 | ノード間負荷バランス拡張機能共用メモリ取得失敗 | ノード間負荷バランス機能で必要な共用メモリが不足しています。システム環境定義で指定した静的共用メモリサイズを見直し,対策したあと,dcsvstartコマンドを入力してください。 |
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