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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編


ROLLBACK − MHPのロールバック

〈このページの構成〉

名称

MHPのロールバック

形式

PROCEDURE DIVISION(通信文)の指定

ROLLBACKWITH  STOPPING〕.

機能

次に示すCALLインタフェースの機能を実現します。

SPPおよび非トランザクション属性のMHPからROLLBACK文を使用した場合,無効となります。

通信文に指定する項目

WITH STOPPING句

MHPを異常終了させたあと,MHPに制御を戻さない場合に指定します。MHPに制御を戻す場合は,この句を省略します。ただし,メッセージを受信する前にこの句を省略したROLLBACK文を使っても,そのROLLBACK文は無視されます。

このとき,UAP異常終了通知イベント(ERREVT3)を起動します。また,アプリケーション異常終了限界回数にカウントします。アプリケーション属性定義(mcfaalcap)の指定によっては,アプリケーション,サービスグループ,およびサービスを閉塞します。

指定値の有無とシステムの動作の関係を,次の表に示します。

表3‒3 指定値の有無とシステムの動作の関係(ROLLBACK文)

指定値

MHPの動作

ERREVT3の起動

各種閉塞処理

WITH STOPPING句なし

DMLがリターンします。

起動しません。

閉塞しません。

WITH STOPPING句あり

異常終了します。

起動します。

アプリケーション属性定義(mcfaalcap)の指定によっては,アプリケーション,サービスグループ,およびサービスが閉塞することがあります。

ステータスコード

ステータスコードはありません。