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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編


CBLDCPRF('PRFPUT ')

〈このページの構成〉

名称

ユーザ固有の性能検証用トレースの取得

形式

PROCEDURE DIVISIONの指定

CALL 'CBLDCPRF' USING 一意名1 一意名2

DATA DIVISIONの指定

01 一意名1.
   02 データ名A  PIC X(8) VALUE 'PRFPUT  '.
   02 データ名B  PIC X(5).
   02 FILLER    PIC X(3).
   02 データ名Z  PIC S9(9) COMP VALUE ZERO.
 
01 一意名2.
   02 データ名C  PIC 9(4) COMP.
   02 データ名D  PIC 9(4) COMP.
   02 データ名E  PIC X(n).

機能

ユーザ固有の性能検証用トレース(prfトレース)を取得します。

UAPで値を設定するデータ領域

●データ名A

ユーザ固有の性能検証用トレースの取得を示す要求コードを「VALUE 'PRFPUT△△'」と設定します。

●データ名Z

0を設定します。

●データ名C

取得するイベントのイベントIDを設定します。使用できるイベントIDの範囲は0x0001〜0x0040です。

●データ名D

取得するトレースデータのデータ長を設定します。設定できるデータ長は4バイト以上256バイト以下です。また,このデータ長は4バイトの倍数でなければなりません。

●データ名E

取得するトレースデータを設定します。トレースデータとして有効なデータは,データ名Dで設定した長さです。

OpenTP1から値が返されるデータ領域

●データ名B

ステータスコードが5けたの数字で返されます。

ステータスコード

ステータスコード

意味

00000

正常に終了しました。

04601

データ名に設定した値に誤りがあります。

要求コード(データ名A)が間違っている場合も含みます。

注意事項

CBLDCPRF('PRFPUT ')がステータスコード「00000」を返してもトレースが正しく取得されているとは限りません。これは,トレースの取得処理で,排他を使用しないため複数のプロセスから同時に取得要求が出された場合,データが消失してしまうことがあるためです。